東カレ読者のベストデート Vol.1

好きな女性のためなら20時間限定の国境越えも!?港区女子の「中華食べたい♡」で飛んだ先

「パスポート用意しておいてね」と言われて向かった先は?


彼との出会いは、年上の女性経営者仲間の紹介。港区在住の彼女は六本木界隈で遊ぶことが多く、グランドハイアットの『オークドア』で彼含め数人で食事したことがきっかけだったという。

彼は42歳、バツイチの独身貴族。その年齢からは想像できないほどの細身で若々しいスタイルの持ち主。アパレル会社を経営しているだけあり、ファッションセンスも抜群。初めて会ったときの印象を彼女はこう語る。

「見た目は、俳優の大沢たかお似。涼しげな目元がセクシーで、笑うと目尻が下がってすっごく可愛い。身長も180センチ近くあってタイプでした。」

その食事以降、彼からの誘いで何度かデートを重ねた。イケメン経営者でありながら全く偉ぶることなく、常に紳士的な態度を見せる彼に徐々に心惹かれていった。

そして、2人の距離も徐々に近づいていたある日、彼に「次会うとき、何食べたい?」と聞かれ、彼女は普段通り「美味しい中華がいいな♡」と答えた。

当時のことをこう振り返る。

「そのときは、特に深い意味もなく軽い気持ちで答えたのですが、まさか国を越えるとは。(笑)」

「じゃあ来週末空けておいて」と言われ、その日はいつも通り別れた。そして、その後連絡があり、「土曜の朝7時に家に迎えに行くから、パスポート用意しておいてね」と言われていた。

「パスポートと言われた時点で海外に行く見当はついていましたが、どこに行くんだろう?と考えると、ドキドキでした。」

期待半分、不安半分で向かった先は?


タクシーで向かった先は、羽田空港。

用意されていたのは香港行きの航空券、席はビジネスクラスだった。


「私は海外旅行も好きで行くことも多いのですが、突然香港に行くという発想にはさすがに驚きました。」

パワフルな女性経営者である彼女にとっても、この発想は想像を超えたものだったようだ。

ビジネスクラスでの快適なフライトを経て、昼過ぎにリッツ・カールトンにチェックイン。

そして、待っていたのは地上465メートル、高さ116階という世界一高いホテルでの極上スパ。バスタブから見るパノラマビューに思わず息をのんだと言う。

「普段忙しくてゆっくりスパに行く時間もない。これは嬉しい心配りでした。」


彼女にとってスパというのはまさに「魔法の言葉」だと言う。確かに、スパ嫌いな女性はいない。

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