バー Vol.2

今宵存分にバーを活用してモテたい貴方に贈る、夢のBARリスト7選

日本酒を温める特別仕様の熱燗マシンは真鍮で行平仕様。ダウンライトが鈍く光る

内装はアレキサンダー ワンの店舗も手掛ける気鋭のデザイナーが担当『トゥエルヴ』

西麻布の交差点に近い外苑西通り沿いにして、扉を開けると店内は外とのギャップが激しい暗い隠れ家。そしてライティングがなんとも艶っぽい内装にして日本酒バーなのだから、意外性は連続する。客の目線よりも下に照明を配したのがオーナーのこだわりだ。

この夏にオープンしたここ『twelv.』は、国内でも珍しいビオ日本酒とスパークリング日本酒の専門店。これまで日本酒バーといえばカジュアル過ぎる酒場が多かったけれど、ここなら色気も保ちつつ気軽に酒の美味しさを発見できる。

右は「山形正宗 生もと純米酒 1898」(¥1,100)。左は秋田の地酒「亜麻猫」と日本酒ベースの桃のリキュールを使ったカクテル“Momoco”¥1,200

石川県能登の契約農家から直接輸送される無農薬野菜のプレート¥1,500と、イタリア・トスカーナから取り寄せた名熟成師エロスさんによるチーズのプレート¥1,800

日本酒はその時々で12本を厳選。メニューはあれど好みを伝えて、おまかせする方が賢明だ

店内はアメリカの禁酒法時代に隠れてお酒を飲んでいた男たちが集った隠れ家をイメージ。わん曲した天井や年代ものに見えるレンガ壁など、こだわりの内装は一見の価値あり

小説のような人間模様が繰り広げられる、秘密の社交場『NO NAME』※こちらのバーには店名がありません。

とある雑居ビルの2Fにある扉を開けると、そこは仄暗い秘密の洞窟のようなバー。看板はなく、そもそも名前すらない。そんな謎めいた店に夜な夜な集まるのはアーティストや彼らを応援する起業家たち。

ここでの出会いが1本の映画制作に繋がったこともあり、まるでアンディ・ウォーホルらが集った『The Factory』の現代版のような側面も。住所・電話番号は非公開だけれど、SNSをヒントにアンテナを張っていればいつかたどり着けるはず。

一度入れたら誰を連れて行っても驚かれるので、追求し続ける価値あり!

アル・カポネが愛したライウイスキー、100年以上歴史をもつ技法にこだわり6人の男たちが作った幻のスコッチなど、お酒のセレクトはストーリー重視

店内はボトルも一切見せない作りで、そのドヤ感ゼロなところが逆に魅惑的。店名『歯車』には、人間関係や個人の時間のかみ合わせを調整できる空間でありたいという意図がある

つまるところ、こういうバーで経験を積むことがモテる男への近道『歯車』

「沈黙が気にならない間柄になってからのほうが向いているかもしれません」と話すのはオーナー兼バーテンダーの濱本義人さん。確かに目が慣れるまで少々時間がかかるほど照明を落とした店内は、しっとりした大人の雰囲気。

だからこそ、普段バーに行かない男女でもいい経験になる店で、ふたりそろって少し緊張するぐらいが吊り橋効果でその後が進展しそう。

メニューはないため素直に濱本さんに相談を。「中華のあとなんです」「さっぱりしたものを」と簡単に伝えるだけで十分。飲むごとに男度がアップグレードする。

右はブルゴーニュのマール「クロード・デュガ」、左は巨峰のカクテル 。巨峰は種ありにこだわり栽培する農家のものを使用し、ジンとパイチュウと合わせている

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