素人は触ってはいけない!その道のプロが焼いてくれるお任せ焼肉4軒

塊肉ブームの影響か、最近は“分厚イイ肉”を出す焼肉店が急増中。厚切りカットの赤身肉や食感命のホルモンをベストな状態に焼き上げるのはかなり難易度が高いけれど、肉を熟知した焼きのプロがいれば安心!

分厚く……、もとい、手厚く肉を焼いてくれる店で、極上肉を堪能しよう。

極上タン(¥12,000のコースより。写真は2人前)。厚さ1.5cm、『大貫』名物のタンは歯触りも風味もケタ違い。“ 舌を巻く”旨さ!

“一肉入魂”の精神で極上肉を焼き上げる!『焼肉 大貫』

新宿

大久保のコリアンタウンが近い新宿は、昔から続く焼肉店も多いが、ここに来て「真打ち登場!」と話題を呼んでいるのが、昨年末にオープンした『焼肉 大貫』だ。メニューはコースのみで、名物の極厚タンをはじめ、肉はすべて店のスタッフが焼いてくれるシステム。

静岡・浜松で45年以上続く焼肉店で生まれ育ったオーナーが始めた店とあって「お客さんが覚えるまで、肉はスタッフが責任を持って焼く」という“本店のポリシー”を大切にしているという。厚切りも薄切りも、どうすれば肉が美味しく焼けるか「想像力を働かせるのが大事」と店長の薩美 駿さん。

「お肉を一番美味しい状態で食べてもらいたいから、お客さんではなく、僕たちが焼くというスタイルにしました」と言うのは『焼肉 大貫』の薩美 駿さん。肉を置く位置や返すタイミング、休ませる時間……。ベストな状態に仕上げるためには「一瞬も気を抜けない」という。

サクッとした食感、肉汁をたっぷり内包したタンにはプロの焼きの技術が凝縮。〝おまかせ焼き〞の醍醐味、ここにあり!と、感動せずにはいられない。

「焼いていると、徐々に肉に弾力が出てくる。それがサクッとした食感に仕上がっているというひとつのサインです」と薩美さん

サシが多い肉と胡麻が香るもみダレの相性は抜群! 炊きたてごはんを大判の肉でくるんで召し上がれ!

ザブトン。口内でじんわり広がる上品な脂とむっちりした食感が持ち味。コースは¥10,000、¥12,000、¥15,000(すべて税抜、サービス料3%)の3種。タンやザブトンも含まれる¥12,000のコースは、正肉7~8種、ホルモン3種、キムチやテールスープなども含む

薩美 駿さん「トングでさわれば状態がわかります」

大きな仕切りのある席は接待にもぴったり

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