夏に食べるべき寿司講座:今こそ旨い、必食の寿司ダネとは?

魚介に旬があるなら、当然寿司にも旬がある。「今の時期こそ、これを」と頼むネタを知っておけば、寿司屋通いも断然楽しくなろうというもの。

今回はランチの海鮮丼でも有名だが、江戸前の「まっとうな寿司」が頂けることで人気の店、銀座『鮨 からく』へ赴き、夏だからこそ食べるべき寿司について、店主の戸川基成(きみなり)氏に話を伺った。

(ちなみに、「ネタ」という言葉は「タネ」が転じた言葉遊びが広まったもの。本来は「寿司ダネ」という呼び方が正しいことも覚えておきたい。)

旬を盛り込んでもらった、江戸前にぎり「真味」8,000円。通常はウニが入らず、13貫。職人技が光る江戸前寿司をリーズナブルに楽しめる人気メニュー。

泣く子も黙る高級ネタ「新子」は、短期間、超限定の旨さ!

初夏に食べたい寿司の代表格といえば、なんといっても新子だろう。梅雨の時期に旬を迎えるため、寿司好きなら今ちょうどそわそわしているころでは?

光りものの中で最高級とされる新子は、ニシン科の魚であるコノシロの稚魚のこと。人気ネタのコハダも新子同様に成長するとコノシロになるが、新子の場合......


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