これまで7回にわたってお送りしてきた、都内の男女の贈り物事情。彼女たちが恋人や夫からもらった、高級ブランド品の数々を物語と共に披露してきた。
しかし、JITTERIN'JINNの「プレゼント」の最後の歌詞を見ると、物ではなく、「あの日生まれた恋心」で締めくくられている。
この連載最後は、そんな恋心に悩み、苦しみ、一喜一憂したある女の物語だ。
新卒で大手広告代理店に入社後、世田谷にある実家を出て麻布十番で一人暮らしを始めた希子、27歳。
生活感のないこの街に染まり始める前に、等身大の自分が息を吸える街に引っ越しを決めたという。彼女が残りの20代を過ごす場所に選んだのは、中目黒だ。
「麻布十番の綺麗なマンションで......
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