LAST Vol.16

オシャレ賢者5人に聞いた、ちょいクラシックな夏の着こなし大特集!

  • 靴はクロケット&ジョーンズのバーガンディ&ホワイトのコンビローファー。ブラウンのストライプ柄のソックスが、クラシック・カジュアルな雰囲気に華を添えている。

  • フロントダーツをとらない、ナチュラルショルダー、センターベントのアメリカントラディショナルスタイル、いわゆる「Ⅰ型」のスーツは、年5着は仕立てるという山本さん。パッチ&フラップポケットのカジュアル感が、力の抜けたシティーマナーを実現する。手にした帽子は、フランク・シナトラ風に幅広のリボンを配した、ケイドが『CrownClown』とコラボレーションしたオリジナル。

  • 靴はブラックカラーの、オールデンのコードヴァンタッセルスリップオンをあわせて、シティマナーな足元に。

  • 『batak House Cut(バタク ハウスカット)』スタイルド・ビスポークのスーツ。3パッチポケット&ノーベントの上着にインツープリーツ、裾幅23センチのトラウザーズ。服地はbatakが日本のメーカーと開発したオリジナル。ロングポイントの麻のシャツにカラーバーをあしらい、ネクタイはソブリンハウスで購った芯なしのプリントタイ。大人な30’sスタイルだ。手にした帽子はパリのオプティモ・クラウンのもの。

  • イタリア「カノニコ」製のウールサッカー地で仕立てたスリーピース。そのどこか和風の素材感と、ちょっと緩めにとったサイズ感で、リラックスしたスーツスタイルを実現している。帽子はトラヤ帽子店のエクアドル産のパナマ。手にしたクラッチはヴィンテージの「コンコルド」のノベルティ。乗客に配られたものらしく、テッド・ラピドスがデザインしている。

  • 靴はもう何足も持っているというチャーチ「BURWOOD」のコンビモデル。No.81ラストの適度な丸みがカジュアルな印象。ソックスはパンセレラの鮮やかなボーダー柄。

  • トータル6本所有しているというニッカーズ。これは『エンジニアードガーメンツ』の春夏もの。ホーズはスコットランドのメーカーのもの。ベストは『ジャンゴアトゥール』、ノーカラーのシャツは『ハーバーサック』。特殊なアイテムは古着でもいいが、シャツは少し難しいので、こうした日本のブランドを選ぶことが多い。帽子はアメリカ・ユタの「TATTON BAIRD HATTERS」のもの。

  • 靴はレッド・ウィングの「Girard Boot(ジラードブーツ)」。ポストマンシューズと同じ210番ラストに、エンボスをかけてシンガー社のPACミシンで縫われたモカステッチが、独特の存在感を生み出している。

  • トラウザーズは「ようやく陽の目をみました」という、とんちゃん通りの店で購入した古着。ジャケットとシャツは『SUN/kakke』のもので、シャツはタブカラーの半袖で、裾に生地の耳が入り、裾出しで着ると独特な存在感。ジャケットはパッチポケットの内部に両玉縁ポケットがある凝ったつくり。さらに袖裏は半袖シャツでも快適に着られるようにとシャツ生地が選ばれている。

  • 『Le Yuccas(レ・ユッカス)』の、ウィメンズの木型を使ってつくられたギリーシューズ。細身だが丸みあるシルエットが、どこか緩い雰囲気をもたらしている。L’ÉCHOPPE別注。

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