男の到達点『メガヨット』 Vol.5

男の到達点『メガヨット』:恋人と星を見ながら露天ジャグジーする極楽ヨットとは!?

curated by
ナイジェル・ビーティー

ヨットといえばどんなイメージだろうか?数人乗りの小型船で、大きな三角形の帆が風になびかれ進んでいくイメージを持っている人も少なくないと思う。

しかし最近のヨットはもはやヨットと呼んでいいのかどうか、"メガヨット"なる豪華な船が登場しているという。そこで、これまで30万海里以上にもなる航海経験をもつキャプテン・ナイジェルにおすすめのメガヨットを聞いてみた。

第5回目となる本日は、ビーチクラブやインドア・アウトドアサンデッキ、ムービールームも完備した超ラグジュアリーなヨット「イリマリ号」をご紹介。

パーフェクトボート

イリマリ号

9月に開催されたモナコヨットショーで見られなかったヨットが一隻あった。それはトルコのサンライズヨットが作った世界最大級 63mの「イリマリ」号だ。

モナコでは見れなかったが、フォートローダーデールに寄港していると聞き、早速見に行った。そこで、このヨットのオーナーとも会うことができた。このオーナーはヨットに関する知識が豊富で、デザインや建造行程にもしっかりと関わっていたそうだ。

イリマリ号はとにかく大きい! オーナーが求めたものは、世界中の海を横断できる長距離航海が可能で、なおかつスーパーヨットとして完璧なヨットだ。優美なラインのこのヨットはプライベートでの使用のみだという。

「お気に入りを選ぶとしたら、ゆったりと楽しめるビーチクラブとインドア・アウトドアサンデッキです」とオーナー氏。

「船内のお気に入りはムービールームで、妻はマスタールームが非常に気に入ってます」。オーナー氏の妻お気に入りのマスタールームは壮観だ。

メインデッキの前方に位置し、VIPキャビンとマッサージ室も併設されている。巨大な窓がメインデッキを囲むように貼られている。まるで自分の家にいるような感覚にさせてくれる、心地よいインテリア設計となっている。

ゲストキャビンは下の階に4室、最後部の2室はつなげて横幅全体をとったフルビームスイートにもできる。その他のゲスト用スペースは、ビーチクラブにあるジム付きの折り畳み式のテラス、ここからメインデッキへ直接のアクセスが可能だ。

中央のロビーエリアにあるビデオウォールはメインデッキからブリッジデッキまで上がることができる。サンデッキにはひさしで覆うことができるセントラルバーエリアやジャクージなど、ゲストが楽しめる色々なオプションがある。

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