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  • 実はモテてない男:自信家ほど当てはまる!自分では一生気づけない、女性に絶対モテない理由

    どういうわけか、最近、恋愛関係がさっぱりうまくいかない。

    3年間同棲していた真由美が1年前に出て行ってからというもの、口説きたいと思う女の子には、ことごとくフラれる始末。それもかなり早めの段階で。

    正直、自分のどこに問題があるのかが全く分からない。
    慶大卒で広告代理店勤務。実家も会社やってて、かなり裕福な部類に入ると思う。声に出しては絶対に言わないが、ルックスにだって自信はある。身長は175cm。しばしば爽やか系俳優に喩えられることもある風貌だ。かなり控えめに見たって、女性が異性に求める条件は相当高いレベルでクリアしている自信がある。それなのに…

    広告代理店で営業職を務める杉本和弘(32歳)は、最近不調な恋愛事情に風穴を開けるべく、悪友が主催する合コンに参加しはじめた。そこで和弘が出会った運命の女とは…?

    大学時代からの悪友で、商社勤務の賢也が週1で開催している合コンには、毎回、自らの美しさを競うかのように派手な装いの女性たちがずらりと並ぶ。

    こう言うと、ネガティブに聞こえるかもしれないが、合コンも、派手な女も決して嫌いではない。むしろ、どちらかというと得意な方に入るかもしれない。

    合コンなんて、“大手広告代理店勤務”という肩書だけで、何はなくとも一定数の女は迫ってくるから、それだけでもある程度の成功は約束されたようなものだし、それに何よりも、僕には10年に及ぶ代理店生活で鍛えた話術がある。どんなバックグラウンドの女だろうと、話を合わせ、楽しませ、その気にさせることは、正直、そんなに難しいことではない。

    ……そう思っていた。あの夜、美也子に会うまでは。


    “魔性の女”、美也子との運命の出会い

    その日の合コンは5月の金曜日の夜、神宮前の『ロイクラトンリゾート』で開催された。

    例によって、賢也が集めてきたのは派手で露出度の高い服を纏った、艶っぽい女たちだった。
    男の方も、負けてはいない。賢也と同じ総合商社の男や僕と同じ代理店、外資系投資銀行……と、“選民”感溢れる布陣だった。

    その場に特に好みの女性がいた訳ではなかったが、恋人が1年近くいない状況もなんだかバツが悪いので、今日こそは真剣に彼女を作ろうと決めていた。

    ところが、僕の右横に座るはずの女は、遅れているらしく、なかなか現れない。そして左隣の女はその隣の外資系投資銀行と楽しそうに会話している。

    ( なんだよ。今日は出だしからイマイチだな )

    他の男たちがこれ見よがしに自分の隣の艶やかな女と談笑している様を横目で見ながら、そう心の中で唾を吐いた、その時だった。

    「遅くなってごめんー!」

    室内にふんわりと甘い香りが漂った。ぱっと目に入ったのは、まぶしいほどのビタミンカラーのワンピースがよく似合う、美也子だった。

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