蛍と言えば初夏の風物詩。都会の中では目にする機会が貴重になってしまったものの、毎年5月中旬から6月末頃にかけて、東京でも蛍の飛翔が観測されている。
そして、わざわざ郊外に行かずとも、あのラグジュアリーホテルの庭園で幻想的な蛍の姿を拝むことができることを、あなたはご存じだろうか?
知る人ぞ知る鑑賞スポット『ホテル椿山荘東京』
都内でも屈指の広大な庭園を誇る『ホテル椿山荘東京』では、毎年、蛍が舞う姿を見ることができる。その光景があまりに感動的で、その季節には欠かさず訪れるリピーターもいるという。
今年も、蛍の幼虫の「上陸」が、4/7に確認できた。実はその「上陸」から初飛翔までの日数は、日々の気温が関係しているとする仮説があるのをご存知だろうか。もし、その仮説が正しいとすれば、今年も5月中旬頃から、蛍の美しい飛翔を楽しむことができるはずだ。
気温を積算しながら蛍の飛翔の日を待つーー。これは、春から初夏にかけての新しい楽しみ方になるかもしれない。
蛍初飛翔までのミステリアスな仮説
ゲンジボタルの幼虫は水生で、幼虫が陸に上がる「上陸」は、桜(ソメイヨシノ)が散る時期の4月の雨の夜が多いという。そして、その翌日から「1日の平均気温」を積算(加算)していき、500度に達した時に、蛍の初飛翔が観測できるーー。これが「500度説」と呼ばれる蛍の初飛翔日に関する仮説だ。
『ホテル椿山荘東京』では蛍の初飛翔について、2010年からその「500度説」を検証する観測を行っている。
検証を始めた2010年から2012年までは、ほぼ「500度説」通りに初飛翔が観測。2013年は温度計の故障により欠測したが、2014年は前日積算温度が521度になった5/18に初飛翔を観測し概ね実証は成功した。
ところが、2015年は626度になった5月16日に初飛翔を観測し、大きく500度を外す結果に。果たして、2016年はいかに……?
さまざまなシーンで蛍を満喫する「ほたるの夕べ」を開催
そんな蛍の初飛翔日に向け、『ホテル椿山荘東京』では蛍観賞の前後もホテルを楽しめるさまざまな「ほたるの夕べプラン」が着々と準備されている。どれも幻想的な蛍観賞を素敵に彩る季節限定のプランだ。蛍の初飛翔日を予測しながら、初夏のスケジュールに加えてみてはいかがだろうか。
「ほたるの夕べ ディナーブッフェ」
蛍が舞う初夏の夜を満喫する、華やかなディナーブッフェ。旬の食材で彩られたオードブルは蛍の光のうな繊細さと可愛らしさにあふれている。人気の「ローストビーフ」や海の高級食材「鮑」を中心に、定番の「米茄子の鴨炊き」や「特製ビーフシチュー」なども楽しめる豪華でお得なプランだ。また今回は特別に、庭園に流れる水と同じ秩父山系の地下水を仕込水に使用し、杉桶で1年間熟成させたこだわりの醤油も提供される。
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開催期間:5/20(金)~6/30(木)
会場:ホテル内宴会場にて
時間:19:00~21:00※受付は30分前から
料金:
・大人【月曜~木曜】9,800円
【金曜・土曜・日曜】10,500円
・小学生【月曜~木曜】4,300円
【金曜・土曜・日曜】4,500円
・幼児【月曜~木曜】2,100円
【金曜・土曜・日曜】2,300円
※お得なインターネット予約料金もあり。
メニュー:
・料理/和洋ブッフェ
・ドリンク/フリードリンク
(ビール、赤白ワイン、焼酎、ウイスキー、ソフトドリンク)
※仕入れ状況により、メニュー内容の変更あり。また最小催行人数に満たない場合、および会場都合により開催を中止する場合あり。
※気象条件により蛍が見えない場合あり。また食事会場と蛍観賞は別エリアとなる。