前回までのあらすじ
週末だけ一緒に過ごす結婚・週末婚生活を送る諒介(31)と理帆子(35)。
結婚3周年記念日に理帆子が同居の提案をしたことから、二人はすれ違い始める。諒介は大きな仕事のチャンスをつかむが、理帆子はミラノでメインの作品が壊れるというトラブルが発生する。果たして、これは単なる事故なのか、それとも?
週末婚2016 vol.3:なぜ妻は、仕事のトラブルを夫に相談しないのか?
ホテルのチェックインも済ませずに、慌てて会場に理帆子が駆けつけると、今回の展示のメインの作品である、脚まで含め全てガラスで製作されたテーブルが、無残な姿となっていた。
全体の半分にも及ぶほど大きなヒビが、忌々しい蜘蛛の巣のように入っていた。さらに、脚も1本が折れ、もはやテーブル......
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