1afb628f39854abe417a4c48df3ab0
週末婚2016 Vol.4

週末婚2016:嫉妬深いのは女より男? 元カレが優しいのは不幸な女にだけなのか。

前回までのあらすじ

週末だけ一緒に過ごす結婚・週末婚生活を送る諒介(31)と理帆子(35)。

結婚3周年記念日に理帆子が同居の提案をしたことから、二人はすれ違い始める。諒介は大きな仕事のチャンスをつかむが、理帆子はミラノでメインの作品が壊れるというトラブルが発生する。果たして、これは単なる事故なのか、それとも?

週末婚2016 vol.3:なぜ妻は、仕事のトラブルを夫に相談しないのか?


ホテルのチェックインも済ませずに、慌てて会場に理帆子が駆けつけると、今回の展示のメインの作品である、脚まで含め全てガラスで製作されたテーブルが、無残な姿となっていた。

全体の半分にも及ぶほど大きなヒビが、忌々しい蜘蛛の巣のように入っていた。さらに、脚も1本が折れ、もはやテーブル......


この記事へのコメント

Pencil solidコメントする

コメントはまだありません。

週末婚2016

家事を分担して、財布を共有して、一緒に暮らす。義務、ときどき愛。それが結婚だとしたら、そんなにつまらないことってあるのだろうか。

週末婚という形態は、仕事などで離れざるを得ない夫婦にはあり得る。夫の単身赴任など、よくある話だ。しかし同じ東京にいながらも、お互い部屋を持ち、一緒に暮らさない週末婚という形もある。

それを選んだ二人は、このまま週末婚を続けていくのか、それとも同居婚に戻るのか。現代の週末婚の行方は……!?

この連載の記事一覧