夜型人間は腹が減り易く、やがてデブることが判明!就寝時間と体重の関係性とは?

デキるビジネスマンは時間管理が上手!そして、いつもクリアに頭を働かせるために「睡眠の質」にもこだわりを持っている人が多い。では、睡眠時間とダイエットには強い相関関係があることはご存じ?

体調管理の一環で、好きな食べ物を制限しているにもかかわらず、なかなかウェイトコントロールが上手くできない…。そこには、もしかしたら貴方の寝る時間が不規則なことが関係しているかも?!

”フィットネス・トラッカー”ユーザーによる生活リズムを基に行われた調査で明らかになった「睡眠と体重の密接な関係」をご紹介しよう。

就寝時間が不規則だと太りやすい?
“睡眠”と“食生活”はこんなにも関係があった!!

睡眠の質が低いと、ホルモン(グレリン、レプチン、インスリン)の放出に影響が生じる可能性があると言われている。これら3つのホルモンは、空腹感と満腹感を制御する役割があり、これが不足すると「何か食べたくなる」というわけだ!

しかも、ただ食べたくなるだけではない!睡眠不足は、食生活そのものをブチ壊してしまう傾向があるようだ。それは一体どういう事なのだろうか…?

食事、運動、心拍数を記録管理できるフィットネス・トラッカー「UP」を調査に使用。(Jawbone UP3/¥26,480)ちょっとしたおしゃれ感覚で身につけられるリストバンド型が特徴。カラバリも意外と豊富♪

フィットネス・トラッカーのユーザーを基に調査を実施

それを証明したのが、Jawboneの「UP」というリストバンド型の健康管理端末の愛用者。ユーザーは世界各国に存在している。「UP」は、専用アプリと同期させることで「消費カロリー」「移動距離や速度」「身体活動」「睡眠」などが確認できる。

記録された日常生活のデータを分析!すると、睡眠を制限しているユーザーほど、スナック菓子から多くのカロリーを摂取している事が判明!
逆に、睡眠の質を向上させると、空腹感が感じにくくなり、健康的なカロリー量を維持できる。しかも無理やりではなく、適切なカロリー量を維持する意思が持ちやすくなるのだ。

それでは他にはどのように結果が出ているのか?早速チェックしてみよう!

縦が「記録された翌日のカロリー」、横が「就寝時間」で、右にいくほど遅く寝た人。翌日に記録されたカロリーが低ければ摂取カロリーを抑制できたということになる


睡眠が翌日の摂取カロリーに大きく影響!

おっと・・・寝る時間が遅ければ遅いほど、翌日の摂取カロリーは上昇!食生活に乱れが生じている。それに反し、早く就寝する人ほど翌日記録されるカロリー摂取量が少ない。

やはり起きてる時間が長いと、飲み食いの誘惑に負けてしまうのか...はたまた別の要因があるのか...。

ともかく睡眠には、翌日の摂取カロリーを大幅に減少させる側面がある。さすがにグラフにあるような19:00就寝は出来ないが、0:00までに寝始めれば、翌日のカロリー摂取量は抑えられるという事実は掴んだ!

朝型人間・夜型人間の食生活の違いとは

ここからは早く就寝する人と、遅く就寝する人を比較して、翌日に食べるモノの違いご覧いただこう。

朝型の人が多く食べているモノ

・野菜(セロリ、ほうれん草、ピーマンなど)
・果物(ブルーベリー、りんご、いちご)
・食物繊維が多い炭水化物(オートミール)
・赤身のタンパク質(卵の白身、鶏胸肉)
・心臓に負担がかからない脂質
(アーモンド、くるみ、ピーナッツバター)

すごい...。あまりにお手本のような健康的な食品で、驚きを隠せないが、調査結果から得られた事実。
野菜や果物など酵素を多く含む食品に加え、最近話題のお腹を整える系の食材も見事に勢ぞろい!食べることを無理に我慢するより、まずは元気に目覚めて、朝型のカラダを作り上げ、美味しく食事を楽しむ精神が大切!

夜型の人が多く食べているモノ

・カフェイン、アルコールが多い(コーヒー、ワイン)
・製糖が多い(甘味料、はちみつなど)
・加工された炭水化物(パン、米など)
・食肉加工品(ベーコン、サラミ)
・飽和脂肪酸(チーズ、バター)

夜は起きていて、なぜか口さみしく経験はおありかと。お酒を飲めば、旨いつまみにもついつい手が進んでしまうし、スナック菓子も食べたいし...。背徳を感じつつ禁断の炭水化物だって魅力的♪
ただ、ちょっと気を使うだけで食生活を正せる可能性だってあるのだ!そして、空腹を感じたら寝てしまえば、睡眠不足も解消★きっと翌日の仕事もバリバリ進めることができるはずだ。生活全体の活性化にも繋げてみよう♪

とまあ、ここまで読まれて「あれ、これって自分のことかも…」と気にかかった方は、この春をきっかけに、夜の仕事は思い切って終わらせて、今日から早寝早起き習慣をスタートしてみてはいかが?

■調査概要

調査レポート:Jawbone(https://jawbone.com/
関連:Jawbone UP端末、UP専用アプリ
UPユーザーのデータをサンプリングし、睡眠時間の平均とユーザーが記録した翌日のカロリーの平均を集計。
※このデータは相関関係を示すものであり、睡眠との因果関係を証明するものではありません。


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