タワマンラバー Vol.5

タワマンラバー:海が見える東雲のタワマン。そこから拡がる飲食店経営者の野心

タワーマンション。略して、タワマン。一昔前は、富裕層や成功者が住むイメージが強かったが、今では物件数も増え、裾野が広がってきている。湾岸から赤坂・六本木などの都心まで。様々なエリアにタワマンはあり、エリアによって居住者層も異なるだろう。

2016年の東京でタワマンに住む選択をしている、タワマンラバーたち。彼らはいったい、どのような価値観でどんなライフスタイルを送っているのか。実際に彼らの自宅に伺って、話を聞いてみた。

<今週のタワマンラバー>
名前:洋次(40歳)
職業:自営業(飲食店経営)
場所:東雲
家賃:分譲で約5,000万円
部屋:2LDK(90㎡)
年収:2,500万円
交際:独身。結婚暦ナシ
時計:ROLEXデイトジャスト


海が見える都心のタワマンは、社宅育ちの少年の夢


幼い頃の彼は、いつも社宅の窓から近所の立派な一軒家を眺めていた。父親は転勤族で決して貧しくはなかったが、住まいはいつも手狭で殺風景な社宅だった。

いつか自分の家を持つんだ。

それが、幼い洋次の夢だった。

ーここに決めた理由?海があるからです。釣りが好きで。だからウォーターフロントにしようと決めていました。あと、温泉。このマンション、風呂から天然温泉が出るんですよ。風呂が好きなんで、1日2回入ることも。ー

眼下に臨める海は今はほんのわずかだが、この部屋を買った当時は目の前の視界をさえぎる隣のタワーマンションがまだなかった。海のない街で育った彼は、「自分の家」とともに海にも強い憧れを抱いていた。

地方の高校を卒業後、不動産会社の営業職などを経て、銀座の飲食店の経営者としてそこそこの成功を収め、6年前にこの40F建ての東雲のタワーマンションの中層階の1室を購入した。2LDKで約5,000万円。一人暮らしの洋次には現実的な選択だった。

趣味は料理。ステーキでフランベもできる。


そんな彼の趣味は、料理。調味料を各種揃え、かなり本格的だという。

ー昨日作ったのはポトフです。圧力鍋も持ってるんで。三日かけてビーフシチュー作ったりもしますよ。得意な料理はステーキ。フランベできますから、日本酒で。演出ですね(笑)ー

愛犬のマリンくんに微笑みかけながら得意気に話す笑顔に、時折、無邪気な少年の顔が重なる。

東雲という場所柄、レストランは銀座に赴くことが多いようだ。

ー得意料理とも被りますが、ステーキが好きなので『ステーキトミナガ』は重宝しています。ここは石垣牛を使ってるいるので、石垣島の思い出とか語らうとか。変化球だと『京粕漬 魚久 銀座店』 。定食ですが、ここの粕漬けとご飯はとても美味いですよ。ー

洋次がこの東雲という土地、そしてこのタワーマンションを気に入っているのは、海が近いからだけではない。この土地に住んでみてからわかった、治安の良さ、住民の教養レベルの高さも大きな魅力だ。

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