バル&ビストロをこよなく愛する著名人達が秘密の楽しみ方を伝授!

「心が安らぐのは慣れ親しんだ〝故郷の味〞」/フローラン・ダバディ(キャスター、ジャーナリスト)

生粋のパリジャンであるフローラン・ダバディ氏が足繁く通う麻布十番の『ビストロコティディアン』。

須藤亮祐シェフが作る骨太なビストロ料理のなかでも、とくに豚肉を使ったメニューがお気に入りで、「フロマージュ・ド・テット ラビゴットソース(豚の頭のカリカリ焼き)」は、あれば必ずオーダーするのだとか。

フロマージュ・ド・テット ラビゴットソース(豚の頭のカリカリ焼き)。リヨンのビストロ料理の定番。自家製マヨネーズにハーブやゆで卵などを加えたグリビッシュソースが「美味しい」とダバディ氏も絶賛!

ひと口食べて「ソースも肉もとってもおいしい。これはフランスの味です」と、感嘆のため息をもらす。仕事やプライベートで年に数回パリに戻り、時間を見つけては行きつけのビストロに足を運ぶというダバディさん。

「パリでも最近"原点回帰"を意識した典型的なビストロ料理を出す店が増えていますが、もしかしたら古きよきビストロの今後は、冒険心の強い日本人シェフにかかっているのかもしれないですね」と話す。

祖国を愛してやまないダバディさんの心を虜にする"故郷の味"。それは優しく、力強く、なぜか私たちの舌にも懐かしい。

フランス産鴨モモ肉コンフィのカスレ。プリフィックスコースの一例。ボリューム感のあるフレンチは須藤シェフの真骨頂

フローラン・ダバディさんが考える
ビストロの楽しみ方3ヶ条

①白と赤の2つのワインを楽しもう
──ワインは白のグラスからスタートし、骨太な肉料理には、ラングドックなどの赤ワインを合わせてみて。

②決め手のソースを味わおう
──ビストロ料理は、フランスを象徴する味。とくにフロマージュ・ド・テットはソースの味が決め手。一度試してみて。

③ラフな会話で親しくなろう
──大切な人との会食など、自分のエッセンスを見せたい場合はレストランよりビストロの方がお互い心を開き合える。

グランメゾンの技で作る豪快で精巧なビストロ料理『ビストロ コティディアン』

今回、フローラン・ダバディさんとお邪魔したお店は、麻布十番にある『ビストロ コティディアン』。5年間、パリの星付きレストランで修業をした須藤亮祐シェフのビストロ料理が味わえる人気店だ。

料理は、肉々しい郷土料理をはじめ、扱いにくい内臓系も「丁寧」が身上。グランメゾンでやることとなんら変わらぬプロセスで作っており、クオリティは確か。魚や野菜もいいがパワーと緻密さが同居する肉料理でコースを楽しもう。

■プロフィール
Florent Dabadie 1974年生まれ。フランス・パリ出身。1998年に来日し、ジャーナリスト、キャスターとして幅広く活躍。フィリップ・トルシエ氏のパーソナルアシスタントを務めたことでも知られる。現在はテニス番組のナビゲーター(WOWOW)や、フランス大使館のスポーツ/文化イベントの制作に関わるなどで活躍

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