深夜0時以降の救世主!終電以降もOKな美食ダイニング4選

ワインに合う前菜はその時々のおたのしみ

いい塩梅の距離感と料理のワインバー
『モノポール』

25:00

どんなに遅い時間でも、この店に寄って一日の疲れをほどきたくなる居心地のいい店だ。

テーブルとカウンターを設けた店内は、17席のこぢんまりとした造り。けれど満席でも不思議と閉塞感はなく、むしろアットホームな雰囲気で親密な距離感が心地良いのは、オーナーの野崎厚夫さんの人柄がなせるもの。

メニューは、本格派イタリアンから洋食まで幅広く、ナポリタンやオムレツライスなどもさらりとメニューに載せる気取らなさがまたいい。それぞれがシェアを前提とした多めのポーションで、どれもそそられるものばかりなのである。

ワインはフランス産に加え、アメリカ産、オーストラリア産も揃え、総じて値頃。一度訪れると秘密の場所にしたくなる、そんな魅力にあふれた小さな食堂だ。

「ナポリタン」。正統派洋食の決定版とでもいうべき一品。素朴だがプロならではの旨さ

シンプルでセンスを感じさせる店内。深夜までの営業も心強い

※こちらの店舗は、現在閉店しております。

「シャラン鴨の炭火焼き」メニューは一例。料理は季節によって変わります

食いしん坊のツボを押さえたカウンターダイニング『ドゥエ リーニュ』

LO25:00

カウンター席オンリーだから一人客でもさっと立ち寄りやすい。メニューはサクッと系からがっつり系までバランスよく、しかもラストオーダー遅め、と家の近くにあったら相当うれしいこんなお店。

と思ったら、シェフの瀬野背介さんも「ご近所の皆さんに愛される、地元密着型のお店を目指しています」という。

アルザス料理がベース。こちらは前菜の「ヒブレスカス」。メニューは一例

そのときどきで楽しめるメニューには、シェフのアルザスとブルコーニュでの就業経験がしっかり反映されている。たとえば前菜は、茹でたジャガイモにふんわりとした白チーズのフロマージュ・ブランを付けて食べるアルザスの郷土料理「ヒブレスカス」をアレンジ。

メインディッシュは、肉の炭火焼き。お腹の空き具合に合わせてハーフポーションにもしてくれる。

夜遅くでも、ココでしか味わえない気のきいたつまみで、選びぬかれたワインを味わえる、一人客OKなカウンター店。こんな条件がそろう店、うれしいじゃないか。

店は新宿通りから1本入った裏通りに位置する

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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