
奥伊香保に佇む創業400年のジャパニーズ・スイートに泊まる贅沢
創業約400年の伝統を誇る伊香保の旅館『福一』。その老舗宿のファーストクラスとして、わずか8室という広い居室で客人を迎えるのが、『奥伊香保 旅邸 諧暢楼』。
奥伊香保 旅邸 諧暢楼
群馬県 奥伊香保
〝諧〞は、やすらぎ・やわらぎ。〝暢〞は、のびやかさ。〝楼〞は小さな建物を意味する。日本のおもてなしの心を追求し続けた14代目館主・福田興重氏の時代の屋号とその思いを、現17代目館主・福田朋英氏が受け継ぎ、新しく再現した。旅先にいながらにして、自分の邸宅があると思える至福の宿である。
宿の象徴ともいえるのが、2階の客室へと続く秋草模様が彩る光壁の廊下。モダンな光の壁が、ゲストをさり気なく非日常の空間へと誘う。
カードキーで中に入るとそこは、総面積100平米のジャパニーズ・スイート。日本古来の素材を用いながらも、新感覚の意匠で和を表現した空間が広がる。外の自然を楽しめる開放感のあるガラス窓。
折おりあげごう上格天井と琉球畳で設えた寝室の外には、浴槽をナチュラルイオンで満たした半露天の浴室が。室内には木の香が漂い、心地よい音楽が静かに流れている。何もしないという究極の贅を味わうことができる。
楽しみの食事は、7階の「茶寮」で、専属の料理長によるおまかせメニューが堪能できる。まず、地元をはじめとした有機野菜や肉類、漁港直送の魚などの素材を吟味する。それを見た目にも美しく、滋味深い、身体にもやさしい逸品へと仕上げる。
さらにソムリエと利き酒師が、一品一品の料理に合わせて選んだお酒と、料理とのマリアージュが愉しめるのだ。これこそが、大人の隠れ雅、『諧暢楼』に宿泊する愉悦といえる。
併設するスパや露天風呂など、純和風のおもてなしに癒される。凛とした清々しい空気と深みのある時間が流れるなか、心からの寛ぎを感じ、飾る必要のない素の自分に帰る。
Data/
群馬県渋川市伊香保町伊香保香湯5-4
0279-20-3040
チェックイン3:00PM/チェックアウト昼12:00
8室
※20歳未満の宿泊は不可。
カード使用可
http://www.kaichoro.jp
料金は、直接お宿にお問い合わせください。
この記事へのコメント
コメントはまだありません。