伝説のバーテンダーが指南するウィスキーの飲み方と愛すべきバー35店!

ゆったり呑むなら丸の内エリア

一流ホテルが多く建ち並ぶ丸の内エリア。
ホテルのバーでお酒を愉しめるようになったら、大人の仲間入り。時間を気にせずゆっくり呑もう。

㉒首都・東京の玄関口を見守り続けるオーセンティックバー『バー オーク』

東京

東京駅舎創建当時の赤レンガの一部が覗く壁やスーツケースを模したテーブルなど、旅情をそそられるディテールにロマンが漂う『東京ステーションホテル』内のバー。

黒光りする手入れの行き届いたカウンターなど、重厚でクラシックな佇まいからは名門ホテルの風格が漂う。ホテルのバーゆえ品揃えは幅広いが、強烈な燻製香がマニア好みのオクトモアなど個性派も並ぶ。

㉓一日の終わりに訪れたい、大人のための“聖域”『ロイヤル バー』

東京

真ん中に鎮座するカウンターは、1961年の開業時に“Mr.マティーニ”と称された伝説のバーテンダー、今井清氏によって設計されたもの。控えめな照明と相まって、まさに大人の聖域と呼べる静謐な趣きを醸し出す。

2012年のグランドオープン時に樽ごと購入した「山崎」「白州」のオーナーズ・カスクは絶品。いぶし銀のようなウイスキーが良く似合う、歴史を感じるバーだ。

不夜城に乾杯! 新宿エリア

雑多な印象が強い新宿にも名店バーがある!
この眠らない街で、朝まで時間を気にせず気になる銘柄たちを呑み倒そう。

㉔早い時間からの一杯も可能な、懐の深い老舗バー『ジガーバー ハリーズ ニューヨーク』

新宿

品揃えの半数以上はウイスキーで、最近では日本の小さな蒸溜所の銘柄にも力を入れている。店名を冠したハリーズハイボールはフェイマス・グラウスのソーダ割りにザ・マッカランの12年をフロートさせた店主おすすめのメニューだ。

老若男女に親しまれる気軽な雰囲気で、ひとりでも気兼ねは無用。新宿駅から徒歩数分という使い勝手のよさに、つい今宵も足が向く。

㉕非日常へ誘う正統派バーで、時間のうつろいを味わう『オードヴィー』

都庁前

革張りのクラシカルな椅子や肘置きがついたカウンターが、ほの暗い照明に照らされる……。

そんなドラマチックな空間に流れる静かな時間は、ゆっくりと楽しみたいウイスキーという酒にこそ似合う。ときには、新宿の喧騒から切り離されたこの安らぎに、ただただ身を委ねるのも良いだろう。スコッチにスコットランド産の水を用意するなどの心憎い提案が、更なる快楽を誘う。

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