2017.10.05
東京には、世界各国の郷土料理のレストランがたくさんある。それは地元出身者がファンになり常連さんになるほどの高いクオリティ!味も雰囲気もまさに本格的すぎるのだ!
スペイン・バルもその一つ。
絶対満足できる、選りすぐりの都内スペイン・バルをご紹介。
『パイス バスコ』
バル好きの巡礼地、サン・セバスチャンを擁し、独自の言語や食文化を持つ、バスク地方。本店は、現地の三ツ星レストラン『マルティンベラサテギ』の看板メニューを再現してくれる。
特徴は「フォアグラ×アナゴ」など、意外性のある食材同士の組み合わせ。味わってみると、口中で互いの個性が混ざり合い、新たな風味が生まれる。また、忘れてはならないのがこの地方の地酒、チャコリ。香りを出すために、高い位置から注ぐというパフォーマンスも含めて、まずはこの店で体験を!
『カタルーニャ厨房 カサマイヤ』
バルセロナ郊外、家畜から野菜、卵まで、家族で育てた食材を使うホテル『エルス・カサルス』で腕を磨いたシェフがいるお店。「すべて現地流を通すわけではないが、自分にできるのはそこでの経験をベースにした料理だけ」と話す口調に迷いはなく、何とも清々しい。
素材そのものの風味にやさしくハーブの香りを重ねた料理は、幅広い世代のお客の味覚に柔軟に寄り添う。そこには技術だけでなく、現地で暮らした人だけが持つ、五感に刻まれたエッセンスが、ごく自然に落とし込まれている。
『アロセリア サル イ アモール』
「郷土料理は誕生した土地の気候や文化、すべてを反映した『満点』の存在。心底ほれ込んでいるから、余計な事は一切できない」と語る、同店のシェフ。
その情熱を鮮やかに映す一皿はどれも骨太で、弾けるようなパワーで直撃してくる。しかし、食べ手の肩の力をぽんと抜いてくれる気さくさに溢れているのも、郷土の素朴な味わいならでは。本格的などという説明は、もはや不要。心を開いて、理屈抜きでただ体感するのが、この店の唯一の攻略法だ。
この記事で紹介したお店
パイス バスコ
カタルーニャ厨房 カサマイヤ
アロセリア サル イ アモール
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