話題の牧草牛を楽しめる新店、『カロフェゴ赤坂』とは

※こちらの店舗は、現在『赤坂グリル』に店名を変更されております。掲載情報は店名変更前の情報です。
 詳しくは下記レストランページをご確認ください。

「薪窯焼きニュージーランド産牧草牛のサーロイン」。脂身の少ない肉質ゆえ、グラム数が多くともペロッと食べられてしまう。硫黄の香りがするチベットのマグマ塩、メキシコの原塩、黒胡椒などでいただこう

コースでも¥10,000以下!
薪窯で焼き上げる牧草牛

牧草を餌とする牧草牛は、牧草由来のオメガ3脂肪酸を豊富に含み、味のよさだけでなく健康にもよいことから、近年人気が上昇中。

そんな牧草牛は炭火で焼いてステーキにすることが多いが、同じステーキでも、薪窯で塊の状態で焼いてからカットしたものは、肉汁の閉じ込められ方が違う。

そこでイタリア製の煉瓦や石を使った薪窯を導入し、7月30日にオープンした薪窯ステーキ専門店が、ここ。

カウンター席の目の前にある薪窯。こちらで随時肉が焼かれていく。もちろん、目の前が特等席。ガラスの板で仕切られているので、熱くはない。安心して、予約時にご指定を

薪窯は近赤外線や遠赤外線の熱が食材の中心部まで素早く伝わるため、焼くのに技術が必要だが、木村卓博料理長は人気フレンチ出身の筋金入りニクヤキスト。

刻一刻と変化する肉の状態に応じて熾火(薪の燃えきった状態)を操り、じっくりと火を入れるため、肉の繊維に肉汁が絡みついた状態でふっくらと焼き上がるのだ。肉汁はナイフを入れても断面から流れ出ることがなく、噛みしめたときに初めて溢れる。歯応えもよく、凝縮した赤身の味わいが口中に広がる。

旨みが凝縮した牧草牛は、7,800円のコースのメインとしても、単品でも注文可。そもそも、牧草牛が楽しめるお店自体が貴重。さらに、1万円以下で楽しめるというのはほとんどない。ジューシーで、肉の旨みが存分に味わえる牧草牛。未体験の人は、まずこちらで食べてみるのがおすすめだ。

「三陸産泳ぐホタテ(1個¥1,100)や生牡蠣」(時価)、天使の海老(1個¥520)など、さっぱりした魚介の前菜も人気。シャブリなど、白ワインと合わせたい

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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