店名が読めないお店こそ話題の店、22、67、76、なんて呼ぶ?

フランス「TOLIX」のスツールは味のあるアンティークな仕上げ

『22』→正解は『ツーツー』

22。謎めく数字が記された扉はずっしりと重い。開けるぞ、中へ入るぞ。そんな決意なくしては開けられない。

オーナーである森健一氏が出したひとつ目の店が銀座の7丁目のビストロ『アン・テリブル』。ふたつ目の店で2階にあるからと命名された『22』はビストロのようでバーのようで、そのどちらでもないという不思議な店。ただ言えるのは料理や酒、インテリアに至るまで森氏の大好きなものだけが丁寧に選ばれているということ。

ちょっとした壁のフック、ゲストの荷物入れに使われているパステルグリーンの工具箱。どれひとつとっても、それどこで買えますか?思わず聞きたくなるものばかり。カウンターは黒皮素地仕上げの鉄素材。これはフランスに昔からあるカフェやビストロには必ずある、亜鉛のカウンターをイメージしたのだという。

メニューは黒板に書ける分だけ。ごく限られた、けれども十分なラインアップ。ジョエル・ロブションの流れを汲むシェフが作るのはパテやサラダなど気楽なもの。けれども、焼き鳥風の「2種内臓のブロシェット」のソースは鶏手羽元のジュ、と押さえるところはしっかり。デートに連れて来られて喜ばない女子がいるなら見てみたい?!

左.フォアグラのたまり醤油漬¥1,000。酒、味醂、ハチミツと共にたまり醤油で漬けたフォアグラは、知っているようでいて、まるで知らない初めての味。ワインのつまみに

右.何気ないように見える小物類も選び抜かれた物ばかりが並ぶ

左.季節野菜のグリル アンチョビソース¥1,000。プチトマト、ヤングコーンなど8種の野菜入り。南部鉄製ココットが欲しくなる5.

右.2種内臓のブロシェット¥1,500。リ・ド・ヴォー(仔牛の胸腺肉)と弾力ある牛ハツ(心臓)の串焼き

オーナー、森健一氏。レストラン、ホテルでの勤務を経て、青山の伝説のチャイニーズ『ダイニーズテーブル』にて、食の世界で働く楽しさに開眼。その後、独立してケータリングビジネスを始め、2008年に『アン・テリブル』、2011年『22』をオープン、現在に至る

左.店内、どの部分をとってもサマになる。シックとはこのこと

右.ワインはALLフレンチ。しかも手頃

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