さんま、なす、松茸、秋の味覚が満載!しみじみ旨い和食店8選

丸茄子海老味噌焼。コースの一品(単品もあり)

寄り添う酒とともにしみじみ味わう季節の味
『深川 志づ香』

門前仲町の名イタリアン『パッソ・ア・パッソ』の有馬邦明シェフがオススメの店がこちら、割烹『深川 志づ香』。

「大将の料理は、お酒にぴったりと合う。特にこの丸茄子の海老味噌焼は、酒を呼びます」

海老味噌を使ったクリーミーなソースで作る和風グラタン的一皿。表面は香ばしく、中はとろり。柔らかな茄子にも海老味噌の旨みが染みている。合わせて御湖鶴(みこつる)の純米をやれば、満面に笑みが浮かぶ。「うちの店でも扱っている、好きな酒です」と有馬シェフがいえば、「俺も晩酌は御湖鶴だよ」と、ご主人の静しずか武たけ徳のりさん。

「初めてお邪魔したのは店を開く前。門仲がどんな町か見に来たときで、こんな店がある町で自分も店をやりたいと思いました」

名匠どうしが相通じるには、同じ美味を味わうのが一番のようだ。我々もその旬の逸品に舌鼓を打ちたい。

天然大うなぎの蒲焼とかますの松茸焼

素材の味と香りを包ませる匠の技
『銀座小十』

パリにも支店を出す、日本を代表する料理人、奥田透氏。

彼の手掛けるここ『小十』にいつか足を運びたいと思っているなら、絶対に秋をおすすめする。松茸、かます、鰻と、極上の旬が味わえるからだ。

「料理は、炭で焼いて素材自身の味と香りを包ませることこそ最上」と言う奥田氏の、執念にも似た食材へのアプローチが、この料理に凝縮する。

天然にこだわった大鰻は一度は味わってほしい弾力と旨味を携える。対照的に、淡泊なかますには松茸の香りと食感を包み込み、そのポテンシャルを最大化する。

ぜひご体験あれ。

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