あのホテルを訪れたらこれだけは必食せよ!な看板メニュー9選

ドライマティーニ

パレスホテル東京『ロイヤル バー』
ドライマティーニ

東京

~マティーニの味を決めるのはカウンター越しの会話と表情~

『パレスホテル東京』には、日本にマティーニを広めた伝説のバーテンダー、今井清氏がいた。

今井氏はまだ日本に冷蔵技術が普及してない戦後間もないころ、それまでは常温に置かれていたジンを冷やしてからマティーニをつくった初めての人だ。そして、マティーニをもっとも美味しく飲める形状のグラスを独自に開発した。

オレンジビター、ゴードンのジン、ノイリープラットのベルモットと材料はこの3 つだけ。氷は解けにくいように2 回冷凍庫でしめている。

通常よく見る鋭角に広がったグラスでは辛さを感じやすく、かといって丸いと柔らかすぎてもの足りない。今井氏はその中間をとり、上は鋭角で口あたりはシャープに入ってきて、グラスを傾けると優しくとろっ喉を通る、そんなグラスをホテルに残した。

その仕事ぶりからMr.マティーニと呼ばれ親しまれた今井氏が『ロイヤル バー』を去って数十年。

いまでも、カウンターでは圧倒的にマティーニがでる。使う銘柄、グラスはあの頃のままだけれど、これだというレシピはないとバーテンダーの大竹学氏は言う。

ひとりでどっぷり雰囲気に浸るのもよし。大人のどんな夜にもしっくりくる。

「一番重要なのはお客さまに合う味をだせるかどうか。疲れていそうならジンを少なめにしたり、ふくよかな香りをたたせた方がいいかなと思ったらオレンジビターを増やしたり。その日のお客さまとの会話や表情から、ぴったりの一杯を探すようにしています」

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。



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