2015.08.23
『資生堂パーラー 銀座本店ショップ』
たまに入った瞬間にシビれるのが、歴史あるホテルがリノベーションされ息を吹き返したような場所。
何年もの間さまざまな人が通りすぎ、色んなエピソードが生まれ、そしてそれを尊重するデザイナーによって丁寧にリデザインされたものには、流行やニーズに従うだけのデザインにはない生きものみたいなチカラがある。ある意味、歴史は最強のデザイン要素なのだ。
空間に限ったことではなく、たとえば今年10月から刷新される『資生堂パーラー』のパッケージにも同じようなチカラを感じる。同ブランドといえば、ブルーにゴールドの包装があまりにも有名。
誰にでも安心感すら与えるあのパッケージだが、実は25年ぶりに一新される。それも新デザインを手がけたのは、現在の包装の作者と同じ仲條正義氏。なんと御年82歳で、これまでに資生堂の企業文化誌「花椿」を手掛けてきた大御所だ。
気になる新包装は、1924年からの唐草模様とブランドロゴを配したもので、この唐草模様はかつてさまざまなデザイナーにより手が加えられ受け継がれてきたもの。
その長い歴史に仲條氏が挑戦し、いまの時代に勢いを与えるアヴァンギャルドな包装が誕生した。贈る者と贈られる者の日常により華やぎを与える、銀座の新たなアイコンは秋から始まる。
資生堂パーラーの代表作!花椿ビスケットも衣替え
資生堂初代社長の福原信三氏が考案したという花椿マークがあしらわれたロングセラーのビスケット。まるで洋菓子の原型のようなシンプルなレシピは、食べてどこか懐かしい気持ちになる味わい。幅広い世代の鉄板である。
※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。
この記事で紹介したお店
資生堂パーラー 銀座本店ショップ
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