2015.09.01
豪華すぎるディナーが、『銀座 飛雁閣』にて開催!
2015年10月16日(金)というT.G.I.F(Thanks God, it's Friday!)に、まさにThanks God, it's FOODLINER! なイベントが開かれます。
これは食品輸入専門社であるフードライナーが手掛ける、奇跡のコラボが実現したイベント。
キアンティ・ワインの基礎を形成したリカーゾリ家のワインとのマリアージュを、元『タテルヨシノ』のソムリエである太田賢一氏とワインジャーナリストの柳忠之氏が再構築し、宮嶋勲氏がワインの解説をする食事会……、豪華すぎます!
と一旦ここで、開催概要と応募要項の前に、どうしてもこのリカーゾリ家のワインについてお知りおき頂きたいことが!
皆様にお飲み頂くワインがどのようなものか、ディナーを何倍にも楽しんで頂くために、ちょいとお耳(目)を拝借……。
本物の男爵に会ったことは、ありますか?
1000年に及ぶ歴史を持つリカーゾリ家32代目、現在の当主のフランチェスコ・リカーゾリ男爵は、正真正銘の男爵であり、バローネ・リカーゾリというキアンティ・ワインを率いる生産者。
イタリア・トスカーナ地方で脈々と受け継がれてきたキアンティ・ワインの基礎を築き上げたのは、"鉄の男爵"と呼ばれイタリア共和国の首相も務めた現オーナーの祖先でした。
さて、“鉄の男爵”といわれたベッティーノ・リカーゾリ男爵(1809 – 1880)は、どんな男だったのでしょうか?
リカーゾリ家といえば、正真正銘の帯剣貴族。
メディチ家が成り上がりの法服貴族であるとすれば、リカーゾリ家は、11世紀のロンバルディアの男爵家に遡る武門の旧家です。それだけでなく、統一イタリア創建に尽力し、統一イタリア共和国の第二代首相をも務めるなど、由緒正しきお家柄。
禁欲的であったそうですが、陽気なキアンティ・ワインとはあまり結びつかないところが、史実のまたおもしろいところ。
彼の偉大な功績は多々ありますが、なんのルールもなかったキアンティという種類のワインの作り方を厳密に定義したことも大きな功績のひとつです。
キアンティは泣く子も黙る、六本木のイタリアンレストラン『キャンティ』の由来となっている地方。これまではこの地方でみんなてんでバラバラ好き勝手に作っていたものを、さすが自他ともに厳しい頑固男爵、定義を作って質のブレをなくしました。
まず第一に、サンジョヴェーゼ種という品種をメインに、この土地でかつてから造られていているカナイオーロ種と白ぶどう品種のマルヴァジーア種をくわえて造ること、そしてサンジョヴェーゼ種は樽に入れることによっておいしくなること、この2点を取り決めました。
これにより、イタリアワインを代表するキアンティ・クラシコが正式に誕生したのです。
翻って、こちらは、リカーゾリ家の現32代目当主フランチェスコ男爵。
この由緒ある歴史をもつこの土地で、当初より高い評価を得ていたこちらバローネ・リカーゾリですが、一時期リカーゾリ家の手を離れていました。
それが1993年に経営権を取り戻し、2000年、このフランチェスコ男爵のプライドをかけたフラッグシップワインがリリースされたのです。この「カステッロ・ディ・ブローリオ」が大当たり、見事に復活を遂げました。
ガンベロ・ロッソ(イタリアにある権威あるグルメ専門の出版社)で「超一流の素晴らしいワイン」と絶賛されたロッカ・グイッチャルダをはじめとして、更なる発展が期待されるリカーゾリ家は、『バローネ・リカーゾリ』として、誠実に情熱を持ってキアンティ・クラシッコ地区で日夜研究を重ねています。
そして伝統あるキアンティの造り手として、またスーパー・タスカンと呼ばれるモダンなテイストのワインの造り手として、いままさに再び栄光の時代を迎えているのです。
と、ここまで読んで頂き、お疲れ様でした!
いかがでしょうか、飲んでみたくなりました?
こちらの艱難辛苦を経た、情熱とプライドのリカーゾリ家 第32代当主がこのたび来日し、これを記念したのが冒頭でお伝えしたディナー。しかも前述したガンベロ・ロッソの執筆者である宮崎勲氏の解説つき、とあらば、期待度大。
きっとワイン好きを自負する貴方にとってみても、かなり瞠目するような話が聞けるはず。
キアンティ・ワインの真髄と、珠玉の一皿をぜひ味わってみてください!
応募は下記をご確認の上、応募フォームより必要事項を記入しご応募ください。
リカーゾリ家当主フランチェスコ男爵×飛雁閣×ワインジャーナリストのリカーゾリワイン会
【応募資格】: ご応募は満20歳以上の方に限定させていただきます。未成年者のご応募 はできません。※抽選の結果、当選者には、2015年10月5日にメールと電話連絡でお伝え致します。
【開催概要】
■開催地
『飛雁閣』
東京都中央区銀座8-9-15 JEWEL BOX GINZA 9F
TEL: 03-3572-7111
FAX: 03-3572-7112
URL: http://www.higankaku.com/
■日時
2015年10月16日
19:00受付開始、19:30スタート
■ワイン解説登壇者
宮崎勲氏
ジャーナリスト。東京大学経済学部卒業。
ローマの新聞社に勤務後、イタリアと日本でワインと食について執筆を行う。
イタリアのワインガイドブックLe Guide dell'Espresso I Vini d'Italia試飲スタッフ。
イタリアのGambero Rossoレストランガイド執筆スタッフ。
■ ドレスコード・禁煙についてのご案内
・カジュアルすぎない服装(男性はジャケットのご着用)でのご来店をお願い致します。
・店内は全席禁煙となります。(喫煙スペースあり)
応募期間:2015年9月1日(火)10:00〜10月1日(木)10:00
申込受付期間 | 2015/09/01 05:00 ~ 2015/10/02 09:52 |
---|---|
選考方法 | 抽選10組 |
当選発表日 | 2015/10/05 以降 |
申込可能な会員 | 月額プラン会員 |
備考 |
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