イタリア人も納得!本場の味が楽しめる郷土料理系イタリアン6選

この日は、ふっくらとした身のカサゴを使用。本日のお魚のアクアパッツァ。アマルフィ海岸のワイン「ラベッロ コスタダマルフィ フローレ」とともに

伝統を守りながら、冒険する面も
『ティ ピッキオ』

中目黒

目黒川沿いのビルの3階に店を構える一軒。鮮やかな黄色い壁に写真や絵が飾られた、愛らしくも異国情緒を感じる空間が広がる。「アマルフィの料理は、守りに入っているかと思いきや斬新な一面もあるのが魅力ですね」と語るのは、アマルフィとナポリで研鑽を積んだ渡部公彦シェフ。

たとえば、カツレツをレアのマグロで作る、というのも一般的なイタリア料理にはない試みだ。アクアパッツァに貝類を入れないのも、アマルフィやナポリならでは。トマトやオリーブ、ニンニクなどでその日に入荷した上質な魚の旨味をシンプルに表現する。アマルフィ特有のパスタ料理もぜひ。

タコは、弱火で2~3時間火を入れることで、柔らかな食感に。イイダコの溺れ煮

内観

地中海沿岸原産のミルトベリーを葉と一緒に漬けこんだ、ミントのような香りがする酒を使ったソースで。サルデーニャ名物!!馬肉ハラミのタリアータ ミルトのソース。写真は料理の一例

本土とは異なる独自の食文化とは?『タベルナアンドバール イタリアーノ タロス』

渋谷

店名は、サルデーニャ島の西部に位置し、地中海貿易の中心地として栄えた港街「タロス」より。“神様の左足”と伝えられるサルデーニャ島では魚介類をふんだんに使った料理や、羊飼いの島でもあるこの土地ならではの羊肉を使った料理が特徴的。

長い歴史の間に、スペインの支配が続いた影響か、イタリア本土とは異なる食文化が形成されたのだ。

象徴的な食材である、カラスミやペコリーノチーズ、フレーグラ(魚の卵という意味の粒状パスタ)、パーネカラザウ(セモリナ粉の薄焼きパン)は、サルデーニャ産。8つのエリアに分けて紹介されているワインもご堪能あれ。

サルデーニャ産 ぼら カラスミとセロリ、ペコリーノチーズのサラダ。写真は料理の一例

内観

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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