ワクワク感がスゴイ!大人の隠れ家デートができる名店10選

自由が丘の奥の奥、地図を手にしても迷う本当の隠れ家『mondo』

まず、辿り着くまでにいくつかの展開がある。店があるのは、自由が丘の駅から歩いて12~13分はかかる高級住宅街のど真ん中。エントランスは進むのを一瞬ためらう住宅脇の小路の先にある。地図を持って出かけても、初めてならば必ず迷う、戸惑う。一緒にのんびり歩いて向かえば、食事の前にふたりの距離が少しだけ縮まるし、駅で待ち合わせてタクシーでエスコートしてもスマート。さて、どう攻める?

辿り着くまでに高揚感をキープできればもう安心。店に入ってから期待が裏切られることはない。

北海道標津 しずお農場の仔羊とポロネギココット焼きわらの風味。余熱で火を通し香りを馴染ませる。コースメニューは日によって異なる。写真は一例

席数を絞った、わずか10席の店内には私邸に招かれたような寛ぎがある。壁に、そして小さな窓の外にと随所にアート作品が配されているのも贅沢。いよいよ、ディナーの始まりだ。

かつてはモダンと伝統、ふたつのコースを提案していた宮木康彦シェフだが、リニューアルに際しコースもひとつに集約。選び抜いた素材のよさをまっすぐ伝える内容になった。

例えば旬のホワイトアスパラガスは、低温でゆっくり火を入れることで瑞々しい味わいに。一方、シンプルに短時間で焼き上げた仔羊は香りにも凝縮感がある。盛り付けには変わらず華があり、女性も喜ぶことうけあい。

サフランを練り込んだタリオリーニ干しトラギスの炭火焼。トラギスは干して炭火で焼くことで旨みも香りも膨らむ。コースのメニューは日によって異なる。写真は一例

ワインも王道からマニアックなものまで幅広く揃う。ここはソムリエの田村理宏(まさひろ)さんに任せておけば安心。

ちなみに控えめな音量で流れているBGMも田村さんのセレクト。ときに80~90年代のロックがかかっていたりと“らしくない”演出も面白く、時間はあっという間に過ぎていく。

ここまで過ごしていい雰囲気にならなければ、諦めるのが正解というもの。しかし望みとあらば帰り道にも行きと同じ、いやそれ以上の“選択肢”が待っている。

苺とマスカルポーネのデザート。ショウガ風味のジェラートが大人の味。料理は全てディナーコース(日替わり)より

月毎に変わる絵は、アートに造詣の深い宮木シェフのお母様がセレクト

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