明治4年創業の魚店が、月島にもんじゃ焼のお店をオープン!

curated by
船山 壮太

場所は月島もんじゃストリート沿い。駅から徒歩4分ほど

月島といえば「もんじゃ」ですよね。もう、駅を出た瞬間からもんじゃの香りがしてくる位ですからね。そんな月島に「おもしろいお店があるんです」とのお誘いをいただき、やって来ました。

今年の3月にオープンした『海鮮もんじゃ もへじ』は、明治4年創業の築地の魚店が母体。そこから仕入れる新鮮な魚介を使ったもんじゃが楽しめます。さらに一品料理が豊富すぎて、もんじゃに辿り着くまでが長い! との評判。否が応でも、期待が高まります。

旬のかきが4〜5個入った「かきバター」は¥1,300

この日はお店の方のおまかせでお願いしたんですが、……確かにスゴイ!「ホタルイカ」に「じゃこ豆腐」、「もずく酢」、「ほたて」などが出てきたと思えば、そこからは怒濤の鉄板料理。「山芋とろろ焼き」、「のどぐろ」、「かきバター」などと、次々と出てきます。

かきはぷっくり、ホタテはやわらかいのではなく、しっかり食感が残ったタイプ。じゃこも味わいが濃厚で、醤油なしでも充分に楽しめるほど。とにかく、魚介が驚くべきクオリティ。もんじゃを前に、すごい満足感です!ビールください!

具材のカットが大きいので、魚介を食べている感覚が存分に味わえる『海鮮もへじスペシャル』¥1,680

ここまで来て、やっと真打ちの登場! えび、いか、あさり、ホタテなどが入った『海鮮もへじスペシャル(¥1,680)』と、明らかに大きなサイズの明太子が乗った『明太子もち(¥1,480)』が目の前に!こちらの特徴は、何といってもダシ。アゴ、鰹、サバ節、煮干し、昆布、あごおとしを使ったダシは、鉄板に注がれた瞬間に香りが立つほど。非常に香り高い!

しかも、この日は月島歴30年弱のオーナーが調理をしてくれました。「小学校のクラスでは7割が魚屋だった」「もんじゃで育ってきた」という、彼の手さばきは、まさにパーフェクト! 新鮮な魚介と、ダシが香りすぎるもんじゃ焼きは、なかなか他では食べられるものではありません! まだ、オープンしたてとのことなので、気になる方はぜひ訪れてみてください!

大きめな明太子が惜しげもなく入った「明太子もち」¥1,480

鉄板一帯に広がるもんじゃ……。ダシの香りが凄まじく、お酒がすすみます

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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