ビールのベストカップル、餃子特集 Vol.2

実は焼きよりも奥が深い! こだわり派は水餃子に走れ

焼き餃子も美味しいけど、水餃子のツルッとした皮の舌触りともちもち食感もたまらない。本場中国では餃子といえば水餃子を指す、王道のメニュー。各店ごと、餡にこだわり抜いた絶品水餃子3選をご紹介!

豚肉としいたけ入り水餃子¥400(6個)

種類豊富な水餃子に舌鼓を打つ
『餃子付家』

料理人歴37年、瀋陽出身の付雲發氏が腕を揮う『餃子付家』が、連日地元客で賑わいを見せている。店名に餃子と掲げるだけあり、ナスやトマト、ピーマン入りなど水餃子だけで11種も揃えるという力の入れぶり。タレもプレーンか麻辣、にんにくから選ぶことができる。ツルッとした皮の舌触りと素材の味をしっかり感じる餡のハーモニーが絶妙で、足繁く通うファンが多いのもうなずける。ローカルな雰囲気の店内で、つかの間のトリップ気分を味わおう。

芝海老入り水餃子¥840(6個)

餡の充実感に心までも満たされる
『鎮海楼』

目黒駅の東口に店を構えて35年。現在は、香港出身の父と台湾出身の母を持つニ代目の藤井国栄氏が店を切り盛りする。メニューに「うちの売りは餃子です」と書かれている通り餃子の味には定評が。ニラがベースの水餃子とキャベツがベースの焼き餃子は、どちらも芝海老のプリッとした食感を楽しむことができる。「個人的には、お酒を飲むなら焼き、食事として楽しむなら水餃子がオススメ」と藤井氏。4個から注文可能なので、是非食べ比べてみたい。

酢と豆板醤で味わう『上海餃子 りょう華』

小宮山雄飛さんおすすめの水餃子の店がこちら。「麺も餃子もレベルが高い。複雑な辛さがたまらない麺をまず堪能し、スープを飲んで味わったあと、麺にスープをかけるんです。そうすると辛さが和らぎジャージャー麺のような担担麺のような味に変化して、2度美味しい感動があります。水餃子も本格的な肉厚な皮、溢れ出る肉汁に病みつきで。化学調味料を一切使ってないのもいいし、にんにく、ニラ不使用なので、打ち合わせ前でも安心」と美味しさを語る。

「ここの水餃子の食べ方も面白い。小皿に入れた酢にまず付け、お鮨のわさびのように自家製豆板醤を水餃子に少しのせて食べるんです」

ほかでは味わえない上海の家庭の味に、都会の片隅で出合える。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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