押さえておきたいテラス席 Vol.3

フレンチなのにセルフ!?二子玉川にできた奇想天外なテラス

ぐんぐんと気温上昇し、気温25℃以上の夏日が続く今日この頃。太陽と仲良くできるテラス席の人気も上昇中。今回は、何かと話題の二子玉川の穴場のテラス席をご紹介!

『セルフサービスフレンチ ルナティック』

今何かと話題の二子玉川駅。おしゃれな街のイメージがすっかり定着した二子玉川の穴場のテラスと聞いて、否が応でも期待に胸が膨らむ。

多摩川沿いにその噂のテラス席がある店に向かって、川沿いを歩くこと数分。

そして、何とも味のある(?)山小屋のような三階建ての建物にあるのが『セルフサービスフレンチ ルナティック』

想像とは(かなり)違う古ぼけたアパートのような建物に若干の戸惑いを隠せない。

プレハブのような建物は、お世辞にもスタイリッシュとも、オシャレとも言えないが、「そういうもの」と分かれば逆にとびっきりのエンターテインメント。

気をとりなおして入店すると、入り口付近に券売機を発見し、更に大きな衝撃が走る。

そう、『セルフサービスフレンチ ルナティック』は、食券を買い求めて食事をするスタイルのレストランだった。店名の「セルフサービス」というのは、名前通りの意味だったのかとここで合点する。

ここまで来たら全て受け入れるしかない。開き直ってこの状況をどう楽しむかギアチェンジするのが正しい解だろう。

ここに来たら、ぜひ多摩川の風を感じることのできるオープンエアな屋上のテラス席を。

セルフサービスなので、自分で料理を持って非常階段のような階段で屋上へ上がる。(階段を踏み外さないようにご注意)

木漏れ日の中、ワインクーラーに浸かってキンキンに冷えたシャンパンで乾杯すれば、見渡す限りの緑と、初夏の風で、開放的な気分に。リゾートに来たような、とは形容しがたいが、まるで田舎の親戚の家に来たようなリラックス感。

そうだ、親戚の家に来たと思えば、自分で料理を運ぶのも、極めつけは自分で食べた食器は自分で片付ける(!!)のも全て納得できる。

牛フィレ肉のステーキフォアグラのせ(¥1,389)

『セルフサービスフレンチ ルナティック』では、「もっと本格的なフレンチを身近に」という考えのもと、セルフサービスによって人件費を抑えて低価格を実現しているそう。

シェフのオススメは、牛フィレ肉のステーキフォアグラのせ、お値段1,389円。絶妙なやわらかさに焼き上げた牛フィレに、ソテーしてこんがり焼き目がついたフォアグラがのった何とも贅沢な一品。

飴色に輝いた味わい深いソースがかかった牛フィレは、肉の火通し具合も丁度よい。何より十分な厚みとボリュームがある牛フィレに、フォアグラまで乗って1,389円は割安。セルフサービスだからこそ実現できるお値段だろう。

便利快適さを追求しホスピタリティに高い金銭を支払う昨今のレストランとは真逆をいく店である。

初デートで訪れる場合はリスクを多分に織り込んで考えておく必要があるし、洗練されたサービスを求める人は来ない方が良いが、気心知れた恋人といつもと違ったデートを演出したいなら、そして、それを一緒に楽しんでくれそうな相手であれば、きっと最高の初夏の休日になるだろう。

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