Q1:初デートで、男が惚れた女の言動は?
流星とは、ゴールデンウィークに友人が有明で開催したBBQで出会った。
男女合わせて10名くらい参加していたが、そんな中でも流星はかっこよくて目立っていた。
だから、周りの女性陣も完全に目がハートマークになっていた。
そして、実際に話してみるととても気さくで性格まで良かった流星。
「亜紀さんは、何のお仕事をされているんですか?」
「私は、医療系の仕事です」
「へぇ、そうなんですね。すごい」
「いえいえ、全然ですよ。流星さんは?」
見た目もかっこよくて条件もいい、そして優しい流星のことを嫌いになる女性なんているのだろうか、と思ったほどだった。
BBQの後、みんなで飲みに行くことになった。そこでさらに流星と話が盛り上がり、自然な流れで次は二人で会う約束をした。
流星は、恵比寿にある『喜鈴 別邸』の個室を予約してくれて、BBQから1週間後に初デートをすることになった。
少しドキドキしながらお店のドアを開けると、既に流星は席に座っていて笑顔で迎えてくれた。
「亜紀さん、また今日は雰囲気違いますね。可愛い」
会って早々に“可愛い”なんてストレートに言ってくるあたりが、ズル過ぎる。
「この前はBBQだったし、だいぶカジュアルだったので…」
今日は白のノースリーブのトップスに、黒のシンプルなパンツにした。この綺麗めコーディネートが流星にハマったのか、最初から彼はとてもニコニコしている。
「亜紀さんから『焼き鳥がいい』って聞いた時、何か嬉しかったんですよ」
「そうなんですか?」
「…もっと高級な感じのモノを言われるかと思ったので」
「どんなイメージなんですか(笑)」
初めて二人で食事へ行くのに、とても自然な感じで会話が進んでいく。
「じゃあ流星さんは静岡出身なんですね!大学から東京に?」
「そうなんですよ。亜紀さんは?」
「私は東京生まれ東京育ちなので、逆に田舎がなくて。羨ましいです」
「静岡、いい所なんで今度機会があったら案内しますよ!」
「本当に?行きたい」
タレでいただく「レバー」を食べたりしながら、お互いのことをたくさん話した。
楽しい時間はあっという間に過ぎていってしまい、気がつけばお会計の時間になった。
「いくらでした?」
「ここは僕が支払いますので、大丈夫ですよ」
「いいんですか?ありがとうございます!ご馳走さまです。じゃあ…もし良ければ、もう1軒行きませんか?この近くに、行きつけのお店があるんです」
「もちろん!行きましょう」
こうして、私は少し雑多だけれど美味しい居酒屋へ流星を連れて行った。
「亜紀さん、意外に渋いんですね」
「ここ、見た目はあれですが…(笑)。味もコスパも最高なんです。とりあえずビールでいいですか?」
「もちろん」
結局この日。気がつけば24時過ぎまで、少しつまみを頼みながら、ずっと喋り続けていた。
「亜紀さん、また会えませんか?」
「はい。私もそう思ってました」
こうして解散した翌週、私たちは自然に交際する流れになっていた。







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