男と女の答えあわせ【Q】 Vol.315

デートは1ヶ月おき、LINEはするけど全然会えない…「忙しい男」の本音とは?

三浦マキ

Q2:女が男に対して突然冷たくなった理由は?


杏と六本木のバーで落ち合った後。4回目のデートは、気がつけば1ヶ月も空いてしまった。

― 健太:また間が空いてしまってごめん!杏ちゃん、最近は忙しい?
― 杏:元気ですよ。健太さん、お忙しそうなで、連絡控えておりました。元気ですか?またご飯行きましょうね☺️


ただ、杏とLINEのやり取りはするものの、向こうから「来週土曜はどうですか?」とか、具体的な提示をされたことがない。

僕の方から具体的な日程を言えば良いことはわかっている。

ただ誘って断られるのが怖いというより、「こんなに何度も、自分から誘うのも必死に見えるかな」という謎のプライドが邪魔をしていた。

そんなことをしている間に、1ヶ月も空いてしまったのだ。

結局次のデートも僕から誘う形で、食通の友人に教わった、「美味しい」と評判の、麻布十番の『B-TRE』でデートをすることになった。


「何だか久しぶりだね。元気だった?」
「そうですよね。元気といえば元気ですし…普通です。健太さんは?」

この“普通”という言葉が、どうにも引っかかった。ただ、これは僕の思い過ごしだったのかもしれない。

「本当に忙しくて。新しいプロジェクト任されて」
「すごいですね!」

この日も、ワインを片手にデートは楽しく進んでいく。

会えなくて怒っている様子もないし、会うといつも通りのテンションの杏。こちらに対してすごく気を使ってくれているのも伝わってくる。

でも、それが重過ぎない感じでいい。

「杏ちゃんって、束縛とかしないタイプだよね?」
「はい、しないと思います。でも健太さんもしなさそう」
「しないけど、でも付き合ったら意外にマメだよ」
「そうなんですか?意外」
「あと、杏ちゃんってものすごく気遣いができる人だよね」
「どうなんだろう…。でも人より、色々と考えるタイプではあると思います」

二人の間に、自家製のパスタ「赤エビとウニのトンナレッリ」が運ばれてきた。


二人で「美味しいね」なんて顔を合わせながら、幸せな時間が流れていく。

「健太さんって、お店選びのセンスいいですよね」
「ありがとう。会食が多いし、食べること好きだから」
「そうなんですね」

そしてこの日、店を出た後、近所のバーでもう1軒飲むことになり、解散は24時を過ぎてしまった。

「遅くまでごめんね。今日はありがとう」
「こちらこそです。ご馳走様でした」
「本当に大丈夫?ちゃんと帰れる?」
「大人ですし、大丈夫ですよ(笑)。ありがとうございました」
「うん、じゃあまたすぐにね」
「はい」

こうして、流しのタクシーに乗って帰っていった杏。

しかしここからしばらくして、「今週バタバタしてた。来週どこかで、ご飯行こう」とLINEを送ったら、かなりそっけない対応になってしまったのだ。

― もしかして…終電を逃したのに、タクシー代を支払わなかったから?

杏に限って、そんな女性ではないと信じたい。

しかしそれ以外に、突然冷たくなった理由の検討がつかない。

もしかすると、杏は可愛い顔をして、猫を被っていただけだったのだろうか。正解がわからず、連絡が来なくなった杏に対して若干の未練を引きずっている。


▶前回:2回目のデート直前にLINE未読スルー。彼女がフェードアウトした理由とは

▶1話目はこちら:「あなたとだったらいいよ♡」と言っていたのに。彼女が男を拒んだ理由

▶NEXT:4月19日 日曜更新予定
「忙しい男」の本音は?

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No Name
もう連載終わったのかと思ってました。
先週は原稿が間に合わなかったとかでしょうかね。にしてもお知らせとして告知してくれたらいいのに....
2026/04/18 05:3233Comment Icon3
No Name
付き合いましょうの言葉を待ってたけど全然言ってこないから、暇な時に会える「都合のいい人扱い」だと解釈したんだね。
2026/04/18 05:1132
No Name
週末ごとに突然LINEで誘うのはなんとなく格好がつかない? 事前に約束すればいいんだろうけど、コンサル様は多忙で週末も仕事だから予定が読めないという意味なのかよく分からない。半分は健太のオーバーシンキングに感じる。付き合う前に会食早く終わったから(自分都合) いきなり今から会おうの方が、不誠実に感じるケースもあるけどそこは鈍感で🧐
2026/04/18 05:5019Comment Icon1
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男と女の答えあわせ【Q】

三浦マキ

男と女は全く別の生き物だ。それゆえに、スレ違いは生まれるもの。

出会い、デート、交際、そして夫婦に至るまで…この世に男と女がいる限り、スレ違いはいつだって起こりうるのだ。

—あの時、彼(彼女)は何を思っていたの…?

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