Q2:女が二度目のデートで男のことを好きになった理由は?
そして初デートから2週間後。もう一度、会いたかったので自分から綾乃を誘ってみた。
彼女はOKしてくれたので、次は土曜の17時から会うことになった。
「お久しぶりです」
座っていた椅子から立ち上がり、やって来た綾乃にそう挨拶をすると、綾乃も笑顔を返してくれる。
「綾乃さん、お腹は空いていますか?軽く食べてもいいですし、飲んでもいいですし…もちろん、お茶だけでも!」
そう言うと、綾乃は首を大きく横に振った。
「お茶じゃなくて、飲みたい気分なので一杯飲んでもいいですか?」
「もちろんです。じゃあ僕はビールにしようかな」
そうして、お互いに頼んだもので乾杯する。意外にも綾乃は飲める口だったようで、くいくいとお酒が進んでいく。
「綾乃さんって、意外に強いんですね」
「ふふ。そうなんです。でも週末の、こういう少し早めの時間から飲むのって最高ですよね」
「わかります!背徳感があるというか、何というか…幸せな時間ですよね」
そんな会話をしながら、二人で微笑み合った。
そこから結局お互いにもう一杯ずつグラスでワインを頼み、二杯目が終わる頃になると19時近くになっていた。
「綾乃さん、お時間大丈夫ですか?」
「あ、本当だ…そろそろ行かないと」
今日17時になった理由は、綾乃が「19時から22時過ぎくらいまで予定がある」と言っていたからだった。
しかし綾乃は、行きたくなさそうにしている。
「はぁ…。もう少し、こっちにいたいな」
「聞いても良いなら、この後は何の用事なんですか?」
「実は、行きたくない会食が入っていて」
「そうなんですね。会食って、楽しい時は良いですけど、気が乗らないものもありますよね」
「なんで『行けます』って言っちゃたんだろう」
かなり嫌そうな感じを出している綾乃。その様子を見て、僕は考えた。
「会食の場所って、この辺りでしたよね?」
綾乃に前後の予定を聞いた時、恵比寿と言っていたので、今日この場所を選んだ。
「はい、恵比寿です」
「じゃあ、会食が終わって、まだ飲み足りなかったら連絡ください。僕もこの後友人と合流しようかなと思っているので、もし良ければそっちに来てもらって、また飲みましょう」
「え、いいんですか?」
「もちろんです。同期の男三人で飲んでいると思うので」
「ありがとうございます」
こうして綾乃を送り出し、僕は結局同期と合流して、恵比寿で飲むことになった。
そして3時間後。
実際に、綾乃から連絡が来た。
― 綾乃:今終わりました!もしまだ飲んでいらっしゃるなら、合流してもいいですか?
男友達二人に状況を説明すると、「今すぐ呼べ」と言われたので、綾乃に場所を送った。男三人に対して綾乃一人…という図になってしまったが、彼女は終始楽しそうに見えた。
結局、この日は気が付けば25時を過ぎてしまい、慌てて解散となった。
「優太くん、今日は帰りますよね?またすぐに…会いたいな」
しかし、帰り際にそんなことを言って来てくれた綾乃に、僕は一気に動悸が速まった。
本当は、今日このまま帰したくない。でもそんなことはできず、僕たちは次回会う約束をして解散した。
その後、自然に交際に発展した僕たち。
可愛くて綺麗で、相当モテる綾乃。どうして僕は、そんな彼女とうまくいったのだろうか…?
▶前回:デートの雰囲気はよかったのに…。33歳女が、たった2回で男にフェードアウトされた理由とは
▶1話目はこちら:「あなたとだったらいいよ♡」と言っていたのに。彼女が男を拒んだ理由
▶NEXT:2月8日 日曜更新予定
マッチング後に女が見ていた男の言動とは?








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