パーティー前半のフリープログラムでは、思い思いにドリンクやフードを楽しみながら、参加者同士で交流する姿が見られた。
今回用意されたドリンクは、祝宴の乾杯にふさわしいドゥラモットにはじまり、白ワインや赤ワインもこだわりのラインナップ。
白ワインには、スロヴェニア産の「Érigone Chardonnay Ossech V Cru Vipavska Dolina(エリゴーヌ シャルドネ オセッシュ V クリュ ヴィパウスカ ドリナ)」をセレクト。
ブルゴーニュのノウハウとスロヴェニアの栽培経験を融合させて生まれた高品質ワインで、ミネラル感と美しい酸が続くエレガントな味わいだ。
そして、赤ワインは2種類。
ローヌの帝王と称され、シラーのスペシャリストで知られるメゾン E.ギガルによる「Côtes du Rhône Rouge(コート デュ ローヌ ルージュ)」は、豊かな果実味とスパイシーな余韻に加え、滑らかなタンニンが特徴だ。
会場をどよめかせたのが、アルゼンチンのプレミアム赤ワイン「Tiano & Nareno(ティアノ&ナレノ)」。
古木を厳選し、優良年にしか造られない希少なワインで、なんと1本4万円相当。ハイグレードな赤ワインの贅沢な味わいに、ゲストからは驚きと歓声が上がった。
さらに、パーティーを彩るフードには、約10種類のカクテルビュッフェが登場。
ゲストたちはワインとのペアリングを味わいながら、このあと始まるファッションショーへの期待に胸を躍らせていた。
“次世代のマネジメント職”の女性たちに、ICBの魅力を知ってもらいたい
イベントが始まったタイミングで、今回の企画を担当したICB(オンワード樫山)の能井つぐみ氏にお話を伺った。
「今回のイベントは、新しいお客様との接点を持ちたいという思いからスタートしました。
現在ICBではマネジメント層の女性を中心に支持いただいていますが、今後はこれからマネジメント職を担っていく世代の方たちにもブランドを知っていただきたいと考えています。
そんな“次世代のマネジメント職”の女性たちとのタッチポイントになればと企画しました」
さらに今回は、東京カレンダーとの初コラボ。
「東カレ読者の皆さんは、グルメなどファッション以外のライフスタイルにも貪欲なイメージがあります。ICBが目指す次世代のターゲット層と重なる部分が多く、ぜひご一緒したいと思いました」
実際に来場した東カレ読者の皆さんの印象について伺うと……
「東京カレンダーさんはグルメを扱うメディアということもあり、今回のイベントの切り口は、私たちにとっても新しい挑戦でした。
実際に参加者の皆さんとお会いして、自分らしさや個性を大切にしている女性が多いという印象を受け、ICBの価値観とも一致するのではないかと感じています」
20時20分、ファッションショー
20時20分、いよいよメインコンテンツであるファッションショーがスタート。
照明がすっと落ち、会場がしんと静まり返る。緊張が走ったその瞬間……扉がゆっくりと開き、ドラマティックな音楽とともにモデルが一人ずつ登場……!
今回のショーでは、ゲストへ事前アンケートを実施し、「見たいテーマ」を募集。その結果をもとに、ふたつのスタイルを披露する形でショーが展開していく。
ひとつめのテーマは「Timeless Elegance(タイムレス・エレガンス)」。
流行に左右されず、自分らしく輝き続ける女性をイメージし、モノトーンと上質素材でつくるシンプルかつ心地よいスタイル。
続いてふたつめのテーマは「Urban Grace(アーバン・グレース)」。
都会的なカラーと洗練されたシルエットで、日常に自然な上品さをプラスしたスタイルだ。
6名のモデルが纏う、クールでスタイリッシュな装い。その力強く美しいランウェイは圧巻!
参加者たちは大興奮で、一斉にカメラを向ける姿が印象的だった。



















