男と女は全く別の生き物だ。それゆえに、スレ違いは生まれるもの。
出会い、デート、交際、そして夫婦に至るまで…この世に男と女がいる限り、スレ違いはいつだって起こりうるのだ。
— あの時、彼(彼女)は何を思っていたの…?
誰にも聞けなかった謎を、紐解いていこう。
さて、今週の質問【Q】は?
▶前回:「餃子とビールが好き」と男に言う29歳女。“庶民派アピール”の裏にある計算とは
駿との2泊3日の福岡旅行を終え、羽田空港で一緒にタクシーを待っていると、彼が急にこんなことを言い始めた。
「由梨。一緒に住まない?」
「……え?」
一瞬、聞き間違えたと思った。それくらい、意外だったから。
「だって…このまま、どうせ僕の家に一緒に帰るでしょ?それだったら、一緒に住んだほうが早いんじゃないかなと思って」
交際して3年になる駿。
私が30歳になるタイミングでプロポーズでもしてくれるのかと思ったけれどそんな願いは虚しく、私は今年で33歳になる。
一方の駿も38歳と、いい年齢だ。
「それって…どういうこと?」
「もちろん、結婚を前提に」
飛び上がるほど嬉しかったのは、言うまでもない。でも頑なに同棲も結婚も拒んできた駿が、どうしてこのタイミングで急に気持ちが変わったのだろうか。







この記事へのコメント
しかしそんなこともなく気がつけば交際3年になった。
しかししかして、しかしの使い方がちょっと変だよ。
頼むでしかし。