
「等身大の自分を大切にしたい」神楽坂グルメ散歩で見えた、正源司陽子(日向坂46)のピュアな一面
坂の左右に細道が延び、入り組んだ路地と足元に広がる石畳がまるで迷路のようで、大人をワクワクさせる神楽坂。美食の隠れ家が集まる街では“昼の食べ歩き”を楽しむのもまた一興。
日向坂46の正源司陽子さんに大人のグルメ散歩を堪能してもらった。
少女から大人へ。正源司陽子18歳、等身大の思い
「学生時代に戻ったようで、今日の食べ歩き、すごく楽しかったです」
そう言って見せた笑顔に、一瞬で心をつかまれた。
というのも、撮影が行われたのは、猛暑日を記録するほどの強烈な日差しが降り注ぐ真夏日。タフな環境下でのロケに、誰もが「暑い……」しか呟かなくなる中、そんなふうに言ってもらえるとは。
「私は純粋にアイドルの世界に憧れて入った人間なので、毎日が刺激的で全部が楽しい。だから、どんなお仕事でも苦だと思ったことがないんです。
もちろん、それは周りの皆さんのおかげなんですが、もともといい意味で楽観的なのかな。つらいときや落ち込んだりすることもあるけれど、そんな日もあるよね、って。
むしろ、落ち込んでいる時間がもったいない、って自分を鼓舞するのが得意なのかもしれないです。大体、寝たら大丈夫ですし(笑)」
正源司さんが日向坂46として活動を始めて約3年。この1年はグループを牽引してきた先輩たちの卒業が続くなど、環境が大きく変化した。
だが、彼女のこのポジティブさは、きっと救いだろうと想像する。
「責任感は以前より増しましたね。特に私たち4期生はそうだと思います。みんな、とにかく熱いので、ちょっとした部活みたいになっているかも(笑)。
全員が熱くなればなるほど、力がぶつかりあってエネルギーに変わって、いろんな個性を出せるのが私たち。特にライブでの4期生は強い、と自負しています」
9月から始まるツアーや新曲に向けた準備で慌ただしい毎日を過ごす。とはいえ18歳の夏は一度きり。今夏にやり残したことを尋ねると。
「花火大会に行くことです。実は小さい頃に一度行ったきりなので、今年はどこかに見に行けたらいいなあ。メンバーや後輩ちゃんを誘って、夏祭りにも行きたいですね」
そしてこう続けた。
「10代もあと2年。やっぱり10代って、どこか特別感がある気がしていて。毎日過ごす時間の密度が濃く、その青春のピュアさも純度が高くて。結構、背伸びしちゃう自分がいたりするんですけれど、等身大の自分も大切にしたいと思います」
オフはもっぱら、カメラを片手に撮影に出かけるとか。
「日帰りで行ける範囲の所ですが、始発と最終を調べる以外は全部行き当たりばったり。ただ田んぼの風景を撮って、地元のお店でごはんを食べて帰ってくるとか、こう見えて、フットワーク軽いんです!」
レンズを通して見る世界はどんなふうに輝くのか。大人になりゆく18歳の彼女から目が離せない。
■プロフィール
正源司陽子 2007年生まれ。兵庫県出身。2022年、オーディションに合格し日向坂46の4期生に。ソロではドラマにも出演するなど俳優としても活躍の場を広げている。9月20日からは「日向坂46 ARENA TOUR 2025『MONSTER GROOVE』」がスタート。
■衣装
ドレス¥132,000〈リヴィアナ コンティ/イザ TEL:0120-135-015〉、シューズ¥144,100〈セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ ジャパン カスタマーサービス TEL:0570-016600〉、バッグ¥45,000〈エポイ/エポイ 本店 TEL:03-5843-1621〉、ピアス¥33,000、バングル¥26,400、リング(左手小指)¥66,000、リング(左手人さし指)¥35,200、リング(右手中指)¥48,400〈すべてアッシュ・ペー・フランス URL:www.hpfrance.com〉
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