Q1:交際まで順調すぎた二人。もう少し時間をかけた方が良かった?
莉央と出会ったのは、友人が開催した食事会だった。3対3の食事会なんて久しぶりで、僕はどんな出会いがあるのか、期待半分、でも「そこまで期待していっても、どうせ何もないだろう」と諦め半分で向かった。
しかし席で待っていると、やってきた莉央を見て驚いた。
シンプルに、可愛い。
目がくりくりっとしていて、華奢で小さくて肌も透き通るように白くて綺麗だ。
― めっちゃ可愛いな、この子。
そう思っていると莉央が正面に座ったので、僕は結構頑張って話しかけた。
この日は一次会で解散となったけれど、連絡先を交換していたのですぐに連絡をし、僕は莉央をデートに誘った。
初デートは、『THE UPPER』にした。莉央の会社が丸の内だと聞いていたので、近い方がいいかなと思い、このエリアで良い店を探したのだ。
「丸の内、よく来られるんですか?洸平さんのオフィスって、この近くでしたっけ?」
「ううん。僕は虎ノ門だよ。でも莉央ちゃんが、丸の内のほうが来やすいかなと思って」
「え…覚えていて下さったんですか?」
女性の話を覚えておくのは、鉄則だと思っている。
自分に置き換えてもそうだけれど、一度言ったことを覚えてもらえるのは嬉しいことだから。
「もちろんだよ。気になる子の話は、忘れません」
「洸平さんって…絶対にモテますよね?」
「そんなことないよ〜」
このやり取りの感じからして、僕のほうが莉央のことを「男慣れしてそうだなぁ」と思った。
お互い、少し探り探りから始まった初デート。しかし丸の内の綺麗なビル群を見ながら、華やかな食事をしていくうちに、恋愛の話に発展していく。
「莉央ちゃん、今彼氏とかいるの?」
「それが、いないんですよ。先日別れちゃって」
「そうなの?選び放題でしょ」
「そんなことないですよ。洸平さんは?今28歳でしたよね?」
恋人の有無を聞かれると同時に年齢を聞く、ということは、既婚かどうかも確認したいのだろう。
そう思ったので、僕は両方にちゃんと答えた。
「今、いないよ。完全にフリーだし、もちろん独身です」
「そうなんですね!良かった」
「どういう人が好きなの?」
「私は、優しくて安定した人ですかね。精神的にも、経済的にも」
「安定か…それは大事だよね」
大手日系のデベロッパーに勤めている僕。
28歳で年収は700万だけれど、これから上がる可能性しかないし、何よりも安定している。
「逆に洸平さんは、どういう人がタイプですか?」
「僕も落ち着いている子かな。一緒にいて、切磋琢磨できる関係になれる人がいいな」
「わかります!いいですよね」
どんどん、話が盛り上がっていく。結局この後、近場で飲み直し、僕は夜景を見ながらついこう言ってしまった。
「急なのはわかっているんだけど…よければ、付き合わない?真剣に」
「本当ですか?」
「もちろん」
こうして、初デートで交際することになった僕たち。最初からスムーズに進みすぎて怖かったけれど、合う人というのはこういうことなのだろう。
― タイミングって大事だなぁ…。
そうしみじみ感じていた。
この記事へのコメント
とかそんな答えだったらまたクソ女
月1と書いてあるからそれがちゃんとしたデート+家に行くとかしてなかったのか? お互いの家は近いのにサク飲みもせずに?
今回は特にテーマ(内容)や会話含めて全体的に薄っぺらい。恐らく「莉央の方が身勝手だ」というアンサーかな。