大阪は個性的で掘り甲斐のある街だらけ。
大阪初心者がまずどこを目的にすべきか、大阪・東京を熟知する有識者にヒアリングし、編集部がイメージしやすいように東京の街になぞらえて議論した。
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大阪でまず押さえるべきはここ!主要の3エリア
①エビ横と中央線イズムが垣間見える飲兵衛の街「天満エリア」
地元民から「てんじんさん」と親しまれる大阪天満宮があり、「天神橋筋商店街」に個性的な店が続くエリア。
提灯が並ぶ「ちょうちん通り」をはじめ、天満市場の周辺や細い路地にも小さな個人の飲食店が連なっている。
②中目・恵比寿っぽい美食感度の高い話題の街「福島エリア」
3路線がエリア内にそろう利便性の高さで、都会的な雰囲気と下町情緒が混ざり合う人気の街で、「食の街」としても知られている。
洒脱な美食店も多く軒を連ね、度々メディアでも特集が組まれるエリアでもある。
③観光客が世界から集う渋谷ライクな“ザ・名所”「心斎橋・本町エリア」
心斎橋は、大阪ミナミの心斎橋筋の繁華街を指し、百貨店やブティックが充実。その一方で、庶民的な店がひしめく商店街もある。
ビジネス街の本町は、大阪の経済の中心とも名高い。
まず知るのはキタとミナミ。ターミナル駅を起点に考察
船山:今回、編集部から座談会に参加するのは大阪初心者の私と髙橋、酒場取材を担当する照沼と鈴木。そして、関西出身で大阪に詳しい嵩倉。
ずばり、大阪で楽しく飲むならどこで!?ということで狙うエリアってどこなんでしょう?そもそも大阪のエリア感ってどう理解するべき?
嵩倉:まず、梅田や北新地などがある「キタ」と難波や心斎橋を中心とした「ミナミ」に大きく分けられますね。梅田は新宿といいますか。
照沼:梅田にある「阪急うめだ本店」と「阪神梅田本店」は、“伊勢丹”と“髙島屋”といえるかも。駅前ビルの地下飲食街や「新梅田食道街」といった飲兵衛のオアシス的な横丁があるのも似ています。
鈴木:梅田のすぐ下には、北新地もありますね。高級クラブが並ぶ歓楽街で銀座の高級感と港区のギラっと感が一緒くたになったイメージ。
船山:結構、華やかな感じがあるんですね。この界隈で飲むなら、どこかオススメあります?
嵩倉:やっぱりウワサを聞くのは天満じゃないですか!安くて美味しい店をハシゴできて、昼酒天国。東京だと恵比寿、中目黒みたいな飲み好きな若者たちで賑わっています。
心斎橋・本町界隈にいい店が点在している
嵩倉:でも、いまって大阪もいろんなエリアの特性ができてきて、半年ぐらいいないと楽しみを享受できなそう(笑)。
北浜や淀屋橋、肥後橋らへんも感度の高い人に刺さる、センスのいい店が多い。レトロ建築が残るオフィス街は丸の内や日本橋っぽい空気も漂います。
照沼:堀江も素敵。カフェやセレクトショップが多くて、歩いている人もお洒落な雰囲気。ナチュラルワインとクリエイターという意味では、池尻大橋っぽい。
鈴木:今回取り上げた「W大阪」ができた南船場のあたりは、六本木のゴチャっと感もあって、焼肉の人気店が多いのも特徴。冬のイルミネーションもけやき坂っぽい(笑)。
船山:え、なんか注目エリアありすぎ(笑)。言うても、まだ初心者なので、ザ・大阪な場所を知りたいなって。
嵩倉:なら、やっぱり心斎橋ですかね。アメ村、道頓堀、グリコの“ザ”なイメージ。中心部は外国人だらけで、渋谷っぽくて玉石混交。
いまはその界隈の本町とか長堀橋とかにいい店ができてきて面白いです!ゴールデン街や、原宿のような空気感がある難波にも歩いて行けますし。
【結論】
“大阪らしく飲みたい”のなら、「心斎橋・本町」「天満」「福島」に行けばいい
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