乃木坂46・弓木奈於が過ごした、メンバーの家での“シュールな時間”とは

乃木坂46の4期生として、巷で猛烈な勢いを見せている弓木奈於さん。おっとりした口調から発せられるのは笑いと機知に富んだ言葉の数々。そして、言わずもがな、超絶美女だ。

現代社会のオアシスのような彼女と酒場で語り合えたら、どんなストレスも吹っ飛ぶだろう。

“弓木ワールド”全開で、メンバーとのプライベートや仕事への想いを語っていただいた。

各界で爪痕を残し続ける弓木奈於の胸の内

乃木坂46の弓木奈於

飲む相手がいないとの理由で普段お酒を飲まない弓木さんだが、ワインを手にすると、「フルーティでお酒特有のきつい感じがありません」とその香りを表し、思わず味見。美味しさに杯が進む様子に「ピノ・ノワールですよ」と声をかけると、「シロノワール(『コメダ珈琲店』の名物)なら知ってます」とにっこり


撮影では、完璧に“大人の女性のひとり飲み”を演じてくれた弓木奈於さん。しかし、実際はひとりでの外食は未経験。今回の酒場について、今度はメンバーと来たいと語ってくれた。

「まずメンバーの田村真佑と賀喜遥香を“連れ込んで”そこからですね。3人で新しい体験をするのが好きなので」

例えば、どんな?

「メンバーの家で、2時間ぐらい絨毯の毛羽立ちでお絵描きをしました。毛羽立てることで意外と何でも描けるので、何を描いたか当てる遊びです。それをしょうもない話をしながら(笑)」

想像の斜め上をいくシュールな時間。その日は3人でチーズフォンデュを楽しんだ。

片手にお酒と思いきや「みんなで温泉水を飲んでいました。私たちはお酒がなくても“わんさか”盛り上がっちゃうので」と、健全な日々を送る。

「すごく人見知りなんですが、人が好きなんです」


話して3分で垣間見える独特のワードチョイスと嗜好。これが噂の“弓木ワールド”。

バラエティへの出演が続き、必ず爪痕を残す。さらにはアートの才能まで発揮し始め、料理上手ときて振り幅は未知数。そんな活躍の秘訣を聞くと、彼女の特異な才能が見えた。

乃木坂46の弓木奈於

最高の笑顔は「鰻の炭火焼き」(¥4,000)を食べた一幕で。「実家の近くに鰻屋さんがあって、鰻はお高くて買えなかったけど、年末になると家族が多いので(7人姉弟の次女)、う巻きをいっぱい買っていました。みんなでおせちに詰めたのが楽しかったです」と、ほっこり思い出話も


「私、実はすごく人見知りなんですが、人が好きなんです。だから誰に対しても、“好き!”って思うようにしています」と真っすぐな眼差しを向ける。

「多分、自分のいいところなんです。すぐ人を好きになって、その人と会うことを楽しみにする。

めちゃくちゃ邪悪な人間じゃない限り、誰でも好きになってしまいます。それで、十年来の友達の勢いで普通に喋ってしまうんです」

もはや人見知りではないようだが、メイク前は人見知りで、メイク後にスイッチが入るらしい。いつもご機嫌が続くが、密かにこんな思いもしている。

「前に番組で緊張して話すことを忘れてしまい、カンペもなく焦っていたら、スタッフさんが天井からカンペを出してくれました。申し訳なくて自分が許せなくなりました。

次の日に歯医者さんに行ったんですけど、悔しくてす〜っと泣けてきて、歯医者さんが“何もしてないけど痛い?”と、そこでも困らせて」

弓木さんがこれから挑戦したいこと。彼女にとって乃木坂46とは?


実は熱い仕事人の彼女に、これから挑戦したいことを聞いた。

乃木坂46の弓木奈於


「演技のお仕事です。何度かやらせてもらったんですが、またできたら嬉しいです。バラエティだと素の自分ですが、演技だと全く違う人になれて、楽しい。

普段、一滴も水(涙)なんて垂らさないのに、演技になったらなぜか溢れてきたりするんです。感情を支配されます」

最後、会話に瞬発力のある彼女に質問。弓木さんにとって、乃木坂46とは?

「私の夢です。乃木坂46になりたくて本当に加入できて。なので、これから先も“乃木坂46の弓木です”と、ちゃんと自信を持って言える人になりたい。それがいまでも過去でも未来でも、私の夢です」

意図せず、乃木坂46の楽曲『全部 夢のまま』の一節のような言葉が、何の迷いもなく出た。

奥が深い弓木さんのパンチラインは、芸術家の片鱗にも思えるもので、追う価値があるはずだ。

■プロフィール
弓木奈於 1999年生まれ、京都府出身。2020年に乃木坂46の4期生として活動開始。『ラヴィット!』(TBS)はじめ多数のテレビ番組に出演。ラジオ『沈黙の金曜日』(FM FUJI)ではアルコ&ピースと共演。7月23日に初写真集『天使だったのか』を発売

■衣装
トップス¥30,800、スカート¥22,000、トッパーカーディガン¥25,300〈すべてピンキー&ダイアン TEL:03-6748-0312〉、その他スタイリスト私物


▶このほか:「迷って悩んで泣けてくる時もありますが…」女優・奈緒がいま思う“芝居の面白さ”とは?



東京カレンダー最新号では、弓木奈於さんのインタビュー全文をお読みいただけます。
弓木さんがさまざまな悩みに答える、お悩み相談ページもぜひご覧ください!

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