カメラマン、クリエイター、カレーをスパイスから作る男──。
これらの男性は“付き合ってはいけない男・3C”であると、昨今ネット上でささやかれている。
なぜならば、Cのつく属性を持つ男性はいずれも「こだわりが強くて面倒くさい」「自意識が高い」などの傾向があるからだそう。
果たして本当に、C男とは付き合ってはならないのか…?
この物語は“Cの男”に翻弄される女性たちの、悲喜こもごもの記録である。
▶前回:医師とのキャンプデート。「同じテントに泊まるの?」と29歳女がドキドキしていたら…
コンサルの男/美姫(32歳)の場合【前編】
土曜の深夜3時。見知らぬ男の見知らぬ部屋。
谷原美姫はカーテンの隙間から差し込む月明かりを頼りに、むくりと身体を起こした。
見渡すと、薄暗い中に見えるのは無機質な広めのLDK。部屋の奥にはモニタがいくつも並べられたワークスペースがある。家具と呼べるものは、自分と男がいるセ......
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この記事へのコメント
ここ要る? 😂 土曜の深夜3時に起きて静かに着替えて拓海と軽く話しただけなのに、外出たらすっかり朝かい。
名前に「姫」という漢字を使う位だから、美姫の親は相当可愛がって甘やかして育てたんだろう。