
アメリカンなビーフ&ラムが堪能できる人気ステーキハウス4選!
常識を覆す美味しさに驚くアメリカン・ラムが美味しいポイント
①穀物肥育だから美味しさが段違い
②ラム特有のくさみが少ないマイルドな風味
③抜群にジューシーでやわらかな肉質
『ウルフギャング・ステーキハウス 六本木店』@六本木
ぶ厚いカットが肉欲を満たす最高級ラムの贅を極めたステーキ
Tボーンステーキが代名詞の『ウルフギャング・ステーキハウス』だが、その名物に負けずとも劣らない逸品が「US ロインラムチョップ」だ。
ラムチョップといえば羊のリブ(あばら)を切り分けたものが主流だが、こちらはロイン(背肉)を使用。
子羊のロース部位をメインに、Tボーンで焼き上げることで濃厚な香りと風味を肉に移すことができる。まさにラムステーキの最高峰ともいえるひと皿なのだ。
食べて驚くのは、圧倒的な肉質のやわらかさとクセの少なさ。料理長曰く「アメリカン・ラムは穀物肥育によって香りが格段に良くなり、赤身の旨みも増す」とのこと。
子羊のフレッシュな肉質を活かすため、あえてエイジングはかけないのもポイントだ。
厚切り肉のシルキーな舌触りと、噛むほど溢れるミルキーでジューシーな旨みの洪水に、一度食べたら虜になること必至だ。
『エンパイアステーキハウス六本木』@六本木
ラムの旨さに思わず開眼するハイグレードのラムチョップに悶絶
店内に一歩足を踏み入れると、目の前に広がるのは1920年代のニューヨークの世界観をイメージしたラグジュアリーな空間。
そんな特別なロケーションで、極上の肉をとことん満喫できる『エンパイアステーキハウス六本木』。食べ慣れた常連客たちの間で密かに人気なのが同店のラムチョップだ。
こちらで扱うラムは生後12ヶ月以下のグレードの高いラムのみ。「アメリカン・ラムは、出荷前に良質な穀物を与えているから赤身に栄養が行き渡り、香りや味の良さが格段に上がる」と、料理長。
肉の濃い味わいを楽しめるよう、下味は塩のみを軽く振り高温ブロイラーで火入れを行う。従来のイメージを覆す厚みとボリューム感にまず目を見張る。
口にすればプルンと弾むような肉質とジューシーな肉汁に焦げの香ばしさが重なり、骨の際まで食べ尽くしたくなる旨さに悶絶。
フレッシュなラムゆえ脂がみずみずしく、くさみも少ないためラムが苦手な人をも魅了する逸品だ。
「USラムが持つ肉質のやわらかさを損ねずジューシーに仕上げるため、3分下焼きしたあと一度休ませて肉汁を閉じ込め、再度表面をカリッと焼き上げて仕上げます。焦げの香ばしさとラムの香りが相まって美味しさを一層引き立ててくれます」(料理長・杉浦崚介さん)
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世界最高級といわれるアメリカン・ラムで、夏の贅沢を楽しもう!