お手頃、本格、美味! 行きつけにしたいカジュアルレストラン Vol.2

アメノチハレ

雨後晴

楽しい時間のための美しい“大皿料理”

大人数で皿を囲めば会話も弾む

“同じ釜の飯を食う”という諺があるが、本来の意味はさておき、文字通りにその意味を捉えるのなら、大皿料理は宴席にとても適した食事といえるだろう。

今年3月、恵比寿にオープンした『雨後晴』は、旬の魚や野菜を、大皿料理で気軽に楽しめる和食店だ。

「食事をともにするということは、同じ時間を共有すること。ひとつの皿から料理を取り分ける大皿料理なら、その意味合いはさらに濃くなると思うんです」と店主の村上宗氏は言う。

『雨後晴』のメニューの大半を占めているのは、静岡の沼津、富山の新湊などで揚がる、新鮮な旬魚を用いた料理だ。

店主の村上氏は、もともと大手家電メーカー勤務を経て、商業コンサルタントの仕事をしていたが「東京は、価格に対して満足度が高い店が少ない」ことに気が付き、ならば自分が、という思いで、飲食の道に進む決意を固めたと話す。

店の看板に据えた美味しい魚をゲストに安価で提供するには“コストや流通の仕組み”を学ぶこと、生産者の声をじかに聞くことが必要だと感じ、漁港を訪ね、住み込みで働いた。

村上氏が自らの体で、そして、心で感じたすべては、魚を熟知した料理人の腕によって作りだされる大皿料理に集約されている。

気の置けない仲間同士で訪れ、わいわいと皿を囲み、美味を共有することで、その絆がさらに深まることをこの店は教えてくれる。

右.穴子と春野菜の玉子とじ¥1,260(1人前)。鍋のふたを開けると山椒の香りが立ち上る 左.金目鯛の煮付け¥3,675。見た目も豪快なひと皿

右.土鍋盛り¥840~(1人前※写真は3人前) 左.店奥には6名用の個室も


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