「クリスマスに愛する人と歩いてみたい」磯村勇斗が抱く、青山という街への想い

「クリスマスに、表参道のイルミネーションを愛する人と歩いてみたい」


青山のお店が出てきたところで、今回のテーマである青山の印象について、改めて聞いてみた。

「街にいる人が大人でお洒落で、洗練されていてスタイリッシュ。そんな印象です。

上京した時、一番初めに『表参道に行かなきゃ』と思って、原宿から青山にかけて背伸びしながら歩いた思い出があります。今も青山に買い物に行く時は、ちょっとお洒落な服着ていこうって気が引き締まる。

ベタですけど、将来クリスマスに表参道のイルミネーションを愛する人と歩いてみたいっていう願望もあります」

「小肌が大好きなんですが、この厚みと大きさは凄いです!口に入れた時の小肌の香りと酢のバランスが丁度良い。口の中でとろけて、余韻も素晴らしいです。酢の締め加減も酸味に丸みがあって、自分好みの味です」


「役名で覚えてもらう。それって役者冥利に尽きることですよね」


18歳で上京し、精一杯背伸びをした。そんな磯村さんも、今年で31歳。役者としても男としてもますます深みが増し、磨きがかかる年代に突入している。

この秋には人気ドラマ『きのう何食べた?』の続編がスタートし、ストーリーの主要人物を演じる映画『月』や『正欲』も公開予定。

着々と味わい深い“実力派俳優”のポジションを掴んでいるように見えるが、今のステータスを自身はどう捉えているのだろうか。

「自分のやりたい作品や仕事には、積極的に挑戦できている気がしています。

“何食べ”ファンの中には、磯村勇斗より役の愛称でもある“ジルベール”で覚えてくださっている方も多いんですが、そっちの方が僕はうれしい。歌手で言えばヒットソングを持っているようなものですから。

ひとつの役で印象に残っている方が、僕は役者冥利に尽きると思う。でも今はまだ、登山に例えたらようやく2合目かな」

そう言って謙虚に笑う。

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