
気がつけば7年も付き合っていたけど、結婚はできない…。32歳女が悟ったワケ
愛おしい人といるときは、何気ない時間が特別なものに変わる。
そして、2人の時間をよりスペシャルなものにしてくれるのが、ワインだ。
ワインには、香りと舌の記憶とともに一瞬を永遠に留めてくれる不思議な力がある。
今宵も、ボトルの前に男と女がいる。
長い年月を経て、このテーブルに辿り着いたこのワインのように、とっておきの物語が紡がれる。
▶前回:「何度も2人で会ってるけど、進展しない…」痺れを切らした女がとった大胆な行動とは
Vol.3『ようやく結婚、と思った矢先…』隼人(35歳)
青山の街を見下ろすレストランで、ワインを飲みながら、隼人はある人を待っていた。
店に到着したのは、待ち合わせの20分前の18時40分。
遅刻が常習の隼人にしては、今夜は用意周到だ。
ボックス席から夜の街を眺める。クリスマスを間近に控えた街は、華やかで忙しい。
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