「ほんまに5年デートしてないねん。今夜は贅沢過ぎる夜やな(笑)」
今回の撮影は美女とのデート。聞けば、「もう5年誰ともデートしていない」と藤本さん。
「願望はありますけど出会わないんです。こういうシチュエーションが全くないんですよ」とブランクが長いようだ。
しかし、いざ撮影が始まれば、「東京カレンダー」芸人シリーズ史上トップを争うほど美女モデルを和ませ、笑わせていた。
例えば天ぷらのカウンターではこんな会話が交わされた。
藤本:一番好きな食事は何?
美女:お米に合うものだったらなんでも好き。白いご飯が好きだから。
藤本:わかる、俺も好き。え、じゃあ「ごはんですよ!」みたいのとか?
美女:違う。お米に合うおかず(笑)。
藤本:煮魚とか?
美女:そう。大盛り3杯くらいいける。
藤本:一緒!じゃあ、ご飯は炊く?
美女:家じゃ炊かない。サトウのごはん。
藤本:一緒!共通項ないと思ったけど家で作らないのは、はい一緒でした〜。
天真爛漫な女性モデルだったこともあるが、驚くほど馴染みが早く、すぐに本物のカップルのような雰囲気に。
藤本:このサツマイモの天ぷら、中がねっとりで皮がパリパリで甘みも絶妙。もう一個もらっていいですか?
美女:私の分なくなっちゃう!
藤本:大丈夫やって、まだあるから。
美女:お芋のことしか考えていない!
藤本:あんなに美味しいサツマイモを出されたらしゃあない。
編集部:彼女がお芋にヤキモチ焼いているみたいですね。
藤本:ね、焼き芋だけにね。どっちも焼いちゃうみたいな。スタッフのみなさんも1個どうですか〜?
軽快なやり取りだが、正しくは焼き芋ではなく揚げ芋であった。
ともあれ盛り上げ上手で、かつ紳士的だ。接近する撮影では彼女に触れず、あえて椅子の背もたれをもち、本当はモテるのでは?と思わせる所作。