「ザロイヤルパークキャンバス銀座コリドー」がすごい！4つのバーを持つ“酔いしれる”ホテルの全貌[東京カレンダー

2022年11月にオープンしたホテル「ザロイヤルパークキャンバス銀座コリドー」。

そこはお酒がテーマの新たな大人の遊び場。いまはインバウンドで大いに賑わい、旅と酒が入り交じる空気が刺激的だ。

現実逃避のための陶酔バカンスとして、ぜひ試してみては？

お酒の女神“オエノ”の壁画がお出迎え

お酒の女神“オエノ”は、この場所に本社のあった酒造メーカー・オエノンホールディングスの社名の由来でもある

このホテルをチェックアウトする日は、何も予定を入れないのが賢明だ。

というのも館内に4つのバーがあり、コンセプトは“酔いしれる”。バーホッピングが醍醐味のホテルだから、明日のことを考えずに飲むくらいが楽しいのだ。

立地はコリドー街にあるお酒の会社跡地で、その場所こそ飲兵衛ホテル誕生のきっかけ。

外壁は立ち上るシャンパーニュの泡をモチーフとし、エントランスで出迎えるのは、すべてを酒に変えるギリシャ神話の女神“オエノ”の壁画。

窓の下はコリドー街。高性能スピーカーでDJライブが楽しめる客室

「キャンバスデラックスツイン」（約35㎡）。全室に高性能スピーカーを設置し、2階のDJライヴを流すことが可。48,480円

並々ならぬ酒愛を感じながらレセプションへ行くと、そこは外国だった。

インバウンドが大復活中だが、中でもここは9割が訪日客と高比率。彼らのバケーションのテンションが、都民の日常も忘れさせる。

Tボーンステーキは必食！トラットリアで肉とワインを堪能

『イルカルディナーレ銀座コリドー店クッチーナイタリアーナ』では溶岩石グリルのTボーンステーキを提供。9,500円

客室でちょっと寛いだら、明るいうちから1階の『プロセッコバー』でアペをして、隣のトラットリアでTボーンステーキが焼ける頃にキャンティ・クラシコを注文。

夜のコリドー街を眺めながら、カクテルで乾杯

『キャンバスラウンジ』のテラス。宿泊客にはウエルカムドリンクのチケットが渡され、プラス400円で各種お酒も飲める

食後は2階の『キャンバスラウンジ』のテラスで、夜のコリドー街が動き出すのを眺めながらカクテルをいただく。

和酒専門バーで『IMADEYA』のお酒を楽しんで

暖簾の向こうは和酒専門の『オミキバー』。銀座の『IMADEYA』からお酒を仕入れているので充実の内容。日本酒 1杯600円～

次いで和酒専門の『オミキバー』へ。

日本酒の選びが良いので色々試したくなるが、4軒目があることもお忘れなく。

「東京カレンダーを見た」で鍵をゲット！カードキーで入店するシャンパーニュバー

『Room312』は紹介制だが2階カウンターで「東京カレンダーを見た」と言えば入店のための鍵を入手できる

その店とは『Room312』。なんと客室の1室が紹介制のシャンパーニュ・バーとなり、ルームキーをもらって入室するという超絶隠れ家だ。

フラワーデザイナーの渡辺ゆり子さんがオーナーだから店内にはセンス抜群に花が飾られ、媚薬みたいにユリが香る。

コリドーらしい熱気に包まれながら、ラウンジで夜遊び

平日はハッピーアワー（15:00～20:00）があり、金土はDJイベントでクラブのようになる『キャンバスラウンジ』

静かな大人の空間で泡に酔ったら、最後は再び2階へ。

DJイベントが行われる金土はコリドーらしい熱気に明け方まで包まれる。裏テーマの「ホテルだけど眠らせない」は本当なのだ。

朝食は「プロセッコ」のフリーフロー付き！

朝食はボリュームたっぷりなイタリアンのセットプレート。「プロセッコ」のフリーフローも含まれる。3,000円

盛り上がった翌日の朝食は「プロセッコ」のフリーフロー付き！

酔いから覚めない、大人のファンタジーみたいな宿泊を体験してみてはいかがだろうか。

■施設概要
施設名：ザロイヤルパークキャンバス銀座コリドー
住所：中央区銀座6-2-11
TEL：03-3573-1121
料金：1泊1室 26,880円～

今月の『東京カレンダー』は「麻布十番の熱気」特集。新店が続々誕生しているこのエリアは今、かつてないほどアツい夏を迎えている。

ドキドキするような夜も、ワクワクするような夏も、すべてはこの街にある。この高まる盛り上がりに乗り遅れるな！

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