【未公開カットあり】櫻坂46・守屋麗奈は、なぜこれほど“一生懸命で健気”なのか?

「大人なお鮨屋さんは初めてで、本当に満たされました」


インタビューの手始めとして、守屋さんの等身大の“上原エピソード”を探ってみることにした。すると、彼女は伏し目がちにこう言った。

「高校生の頃、友達とお茶しに来たことがあります。それから、母と一緒に代々木公園で犬の散歩を……あっ、桜を見に行ったりもしました」

一生懸命で、健気。主張は強くないが、何かしら言葉を紡ぎ出そうとする話し振りに人柄が感じられる。

彼女との距離をもうちょっと縮めたくて、今度はこの日の撮影の感想を求めた。その答えは次の通りである。

「今日のような高級なお鮨屋さんに行く機会はないので、東京カレンダーさんにすごく感謝しています。すべてが美味しく、ご主人も優しくて、満たされました。

お鮨とおつまみを交互にいただく大人の食べ方をこれからもっと勉強したいです」

全国の名だたる鮨店が信頼を寄せる豊洲の鮪専門仲卸「やま幸」の中トロを口にした守屋さん。何度も頷き、「言葉を失うって、こういうことを言うんですね」と白い歯をこぼした


全方位に気を遣う優等生。美貌も相まって、“完璧”という言葉がしっくりくる。

2月15日に発売された櫻坂46の最新シングル『桜月』では初めてセンターを務めているが、それも不思議はない。そう思ったのだが、ご本人の受け止め方は違ったようだ。

「ミーティングで新曲のフォーメーションが発表されて、最後にセンターとして自分の名前が告げられたとき、私で大丈夫なんだろうか、なぜ私なんだろうかという疑問が頭の中を駆け巡って、その答えを必死に探しました。

でも、やっぱりわかりませんでした。グループに必要な存在になりたいとずっと思ってきたのは確かです。とはいえ、それをこんな形で果たすことになるとは、まったく想像していませんでした」

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