東京の街は、まるでアソートキャンディのようだ。
降車する駅がひとつ違うだけでガラリと街並みが変わり、行き交う人々の年代も、ファッションも、会話の中身も異なる。
同じに見えて同じじゃない、味わうまでその違いはわからない。そんな魅力がある。
本連載では、多種多様なカルチャーが息づく「東京」の中から、1つのエリアに焦点を当て、そこを拠点とする女性の生態を探る。
彼女たちはどんな日常を送り、どんな出会いを求めているのだろうか…?
第2回は、都内屈指のビジネス街「赤坂」に降り立った。
登場するのは、ハイスぺ婚からわずか1年後に「旦那が外に家庭を作っていた」と語るI.Sさん。
辛い過去にもかかわらず、むしろそれをポジティブに受け止めて現在は3つの職を持つバリキャリ女子として邁進中だ。
彼女はマッチングアプリ「東カレデート」のユーザーでもある。
家族、仕事、恋愛、結婚――東京で生活するすべての女性が直面する壁に、どのように立ち向かっていったのか話してもらった。
取材・文/三木明子
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赤坂女子・I.Sさんのプロフィール
1990年生まれ、東京都立川市出身。身長162cm。
地元の高校を卒業後、青山女子短期大学に入学。卒業後はCAとして全日空に就職。
現在は、著名人や要人などのアテンドを主とする受付嬢のほか、心理カウンセラーもしているバリキャリ女子だ。
4月には社長秘書に転職予定で、新たなステージへステップアップを目指す。
元CAの受付嬢が辟易した“ハイスペ婚”の実態
赤坂女子I.Sさんの魅力を際立たせているのは、スラリとしたスタイルや整った顔立ちだけではないだろう。
短大卒業後はCAとして働き、現在は受付嬢として日本の要人たちを出迎え、おもてなしする日々。私生活では、ハイスペ婚からの地獄のような離婚を体験。
まずは、現代の30代女性の“憧れ”と“苦悩”をフルコースで味わった彼女の半生を聞いた。
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