「2人は、幸せに暮らしました。めでたし、めでたし」
…本当に、そうでしょうか?
今宵、その先を語りましょう。
これは「めでたし、めでたし」から始まる、ほろ苦いラブ・ストーリー。
▶前回:交際前の彼女を部屋に連れ込もうとしたら、玄関の前まで来て「やっぱり帰る」とポツリ。一体、なぜ…?
Episode11:運命に翻弄される女
「亜由子。3日早いけど、お誕生日おめでとう。それとこれ」
六本木の『フィリップ・ミル東京』で恋人の奏多が、12本のバラと小さな箱を私の前に差し出してきた。箱の中には、私の誕生石であるサファイアのリングが入っている。
「…僕と結婚してくれますか?」
その言葉に思わず涙......
この記事の続きは月額プラン会員への加入、
またはアプリでコイン購入をすると読めます
またはアプリでコイン購入をすると読めます
この記事へのコメント