東カレ女子がデートで着たい服つくりました!気になるコラボ先は…?
【Phase.02】プロジェクトチーム発足
「レストランで着られるデート服を一緒に作れませんか?」
ピンキー&ダイアンの展示会で持ち上がった、予想もしなかった提案。
正直なところ、東カレは戸惑った…。アパレルを生業としていない我々に、洋服など作れるのか…と。
だが、すぐにその想いは吹き飛んだ。
「でも…、面白そう!新しいことに挑戦してみよう」と。
持ち前のフロンティア精神に火が付いた瞬間だった。
まずはじめに行ったのは、「実際にデートで着られる服」の定義づけだった。
これを明確にしない限りは、洋服を作ることは不可能と考えたからだ。
そこで、まずは東カレWEBで「デートで着たい服は?」というアンケートを実施し、消費者目線を取り入れることにした。その結果が以下だ。
☑レストランデートで着用したい服は「ワンピース」
☑デートには「フェミニンなスタイル」が鉄板
☑冬のデートコーデに取り入れたいカラーは「ホワイト系」
これらの声を持ち寄り、ブランドチーム、東カレチームでミーティングが行われることになった。
さらに、生の声を取り入れるべく、東カレが誇るインフルエンサー集団「東カレ倶楽部」のメンバーを召集。
ここに、プロジェクトチームが誕生した。
第一回目のミーティングで口火を切ったのは、ピンキー&ダイアンPRの髙村さんだった。
「実施したアンケート結果を踏まえて、ワンピースと、フェミニンなレースセットアップの作成を考えています。皆さんが実際に着たい服についてお話を伺わせてください」
この言葉を合図に、様々な意見が飛び交った。
「デート服とはいえ、普段にも着られるようなお洋服が欲しいです。だから、柄や素材も汎用性の高いものがいいですね」(東カレ倶楽部・佐野由奈さん)
「確かに。ワンピースに柄は欲しいよね。ドットかな?大人っぽく見えるランダムドットはどうでしょうか」(東カレ倶楽部・金守聡美さん)
「ワンピースもセットアップもフェミニンな印象にしたいから、ウエストはシェイプされてるといいよね」(東カレ倶楽部・木村明日香さん)
これらの意見を受けた1回目のミーティングの結論は…。
☑汎用性を考えて人気のホワイトと、ブラック2色のドットワンピースを作成すること
☑肌が透け過ぎないレース素材のトップスとプリーツスカートのセットアップを作成すること
上記2点が決定した。
【Phase.03】アイデアを具現化していく
第2回目のミーティングでは、1回目のミーティングで出た要望を受け、デザイナーの川口さんが起こしたデザイン画を見ながら、ディテールを詰めていく作業となった。
「ワンピースなんですけどセクシーな雰囲気が出るように胸元に、少し開きを作れませんか?アクセを付けても付けなくても華やかなデザインになるんじゃないかなと思って」(東カレ倶楽部・太田奈那さん)
「レースセットアップのブラウスの中に着るインナーに、肩紐がズレ落ちないようにレーストップス側にホックを付けられませんか?」(東カレ倶楽部・鈴木園子さん)
など、次々に具体的な要望が飛び出す。
これらの意見を取り入れながら、デザイナーが提案を重ねていく。
また様々な制作過程の中で、東カレ倶楽部メンバーたちが大きな関心を示したのがボタンだった。
「ボタンひとつで、印象が全然変わるね、レースにはこれくらい、存在感のあるパールでもいいのかな」(東カレ倶楽部・Erikoさん)
「ワンピースは、少し平らなボタンでもいいんじゃない?」(東カレ倶楽部・菊池香菜子さん)
意見が活発に交わされる様子を見つめる、デザイナーの川口さんに話を聞くと…。
「ボタンひとつにここまで真剣に話し合っていて、皆さんの熱意が伝わってきて嬉しいです。良いお洋服を一緒に作れそうです」と、感心しきり。
第3回目のミーティングでは、ついにサンプルがアップ。
実際に試着をして、ディテールをチェックしていく。
「ホワイトのドットワンピース、着るまでは甘めなのかな?と思ってたんですが、着てみるとクールな雰囲気に見えて驚きました。シルエットもとてもきれい」(東カレ倶楽部・Erikoさん/写真左)
「セットアップのスカートの、プリーツが凄くきれいですね。しかも、こんなに贅沢にプリーツが入ってるのに軽い!」(東カレ倶楽部・平井希京さん/写真右)
最後までディテールにこだわり、3回目のミーティングを終えた。