「女の敵は女」
よく言われる言葉ではあるが、これは正しくもあり間違ってもいる。
女の友情は、感情が共鳴したときに強くなる。逆に感情が衝突すると亀裂が生じ、情も憎しみへと変化する。
この亀裂をうまく修復できなったとき、友人は敵となる。
だが、うまく修復できれば関係性は、より深いものになる。
ここに、性格が正反対のふたりの女がいる。
ひょんなことから東京のど真ん中・恵比寿で、同居を始めたことで、ふたりの運命が回りだす…。
◆これまでのあらすじ
テレビ局プロデューサーの諒子は、再会した大学の同級生・マリと同居することになる。マリの図々しさに当初は翻弄されるも、居心地の良さを感じはじめてきて…。
▶前回:「バーキンを見せびらかす女って嫌味よね」庶民派ママから同意を求められた、35歳独身女の答えとは
Vol.3 もうひとつの再会
諒子がマリと同居を始めて、数週間。
離婚問題でマリのまわりは相変わらず騒がしいが、当の本人はどこ吹く風だ。
なんだかんだで楽しさをおぼえ始め、なおかつ彼女は家事をしてくれる。そんなメリットもあり、腹をくくって同居を受け入れた矢先……。
衝撃的な再会が、またも諒子に訪......
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この記事へのコメント
さすがにありえないと思う。夫に了承を得ていたとしても、控えた方がいいのに。その男がもし記者とかだったら、どうするんだよ?笑
今度は運命の人と再会か。テンション下がる。