胸は痩せずにウエストは細く!願望通りのスタイルになれるトレーニング3選


二の腕が太くなる原因は◯◯!玉の輿婚の女が、ノースリーブワンピを優雅に着こなすために始めたこと


有名ホテルの広々としたパーティー会場。高級シャンパンやワイン、贅沢な食材を使った料理がずらりと並ぶ。

「真子、緊張してる?気を使わなくていいからね」

ひと回り年上の夫が、私に声をかける。今日は、夫の大学時代の恩師の退職記念パーティーに夫婦で訪れた。

IT関連の会社を経営する夫とは、私の30歳の誕生日にプロポーズを受け、結婚した。半年経った今も、私たちの蜜月関係は続いている。

地方の小さな町で生まれ育った私は決して裕福とはいえず、大好きだったドラマの影響もあり、小学生のときから「夢は玉の輿」が口癖だった。

猛勉強して都内の有名私立大学に入り、一流企業に就職。秘書の仕事は楽しかったが夫を支えるために寿退社し、念願の玉の輿ライフを送っている。

毎日のように会食やパーティーへ夫と出かけるが、まるで別世界のように人も空間も華やかで、昔の私が見たら驚くだろう。

今日の祝賀会も、医師、弁護士、実業家、大手企業の役員など、一流の人々が顔を揃えている。

その“奥様”たちも、見事なまでにキレイな人ばかりで、きらびやかなドレスを堂々と着こなしている。

この日のために準備したノースリーブのワンピースを着た私は、連日のご馳走で肉づきがよくなってきた二の腕を隠すため、動作がぎこちなくなってしまう。

「小林さん、ご結婚おめでとうございます!」

夫の後輩が、こちらへ駆け寄って夫と私にあいさつする。

「実は僕も来月、結婚するんです。こちら、婚約者の由依です」

紹介された由依さんは20代前半だろう。見るからに若い。

会釈して顔を上げると、ある事実に気づいてギョッとする。

— 同じワンピースだ…!

細くてハリのある由依さんの二の腕と、隠そうとしても隠しきれない自分の二の腕をつい見比べてしまう。

繊細なレースのあしらいが、由依さんの華奢で可憐な雰囲気を引き立てている。一方の私は、若作りにしか見えない…。


その夜、二の腕が出る洋服はすべてクローゼットの奥にしまい込んだ。

お気に入りのドレスや一度も着ていない新品もあったが、着こなす自信はなくなってしまった。

「どうしよう、明日の会食は、何を着て行こう…」

あれほど憧れていた玉の輿だが、想像もしなかった悩みに頭を抱えてしまう。

二の腕を隠せる洋服を探すため、タブレットでファッションサイトを検索しようとしたそのとき、画面にトレーニングウェア姿の女性が浮かび上がった。


「私も、こんなふうに二の腕が引き締まっていたらよかったのに」

思わずつぶやくと、画面の女性が目を輝かせながら語りかけてきた。

「大丈夫ですよ、真子さん!たったの3分、3つのトレーニングをやるだけでノースリーブを堂々と着こなせる二の腕に変身できますよ!」

— え!エスパー!?「変身できる」って、どういうこと!?

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